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初沖縄 親孝行 「古城」ボランティア [尺八のこと]

沖縄に行ってきました。保護者付き・・・ 小笠原は6日の行程でしたが島の滞在は正味3日でしたから、今回は5日の行程で滞在が4日以上と、長く居た感じがしました。初めて赴いたのですが、島の情緒・国際通りのインパクトなど、やはり行ってみないとわからないものですね。あまり天気には恵まれませでした。特に沖縄最深部のやんばるを巡る3日目に降られたのは残念でした。最終日は南部の戦跡を巡ってきましたが、せつない感じになりました。激烈な戦争・戦後を過去に、今はたしかに微妙にゆるいテンポの時間が流れていました。噛み応えのありそうな濃厚な文化のにおいがします。歌謡・舞踊・絵画・陶器・織物などなど、芸能人・芸術人の国なのです。内地から来た人は日本人なんだそうです(さらに離島では本島人を沖縄の人というらしいです)。食べ物についてですが、幸か不幸か、大げさな流通がないので新鮮なものが相当美味しくいただけます(特に黒糖の栄養価は見直しました)。これは流通を整備してしまったがゆえに、新鮮なものはほとんど食べれない状況に陥った我々にはうらやましい限りです。食も文化ですが、日本人というのは彼の地に対して、まったく文化(の良好性)について誇りがないかのようでもあります。日常生活に根付かせてこそ文化。近い国とよく比較してみると、その文化の近接性ゆえに、こちらでは当たり前になってしまったことでもすごく歪(いびつ)に見えたりします。近隣、そして最近よく行っている利尻・屋久・小笠原・四国などの島々にはそうしたヒントがあふれている気がします。

 南国の青い空

 シーサーさん

◇3月1日-5日 1日 午後便で那覇空港に到着してレンタカーを借りて町に出ようとナビに従って行くといきなり曲線の多い街に入りました。日本とは違う!といきなり実感・・・ ぐるぐるしたようにしてやっとホテルに入りました。飲酒したいのでモノレール(ゆいレール)で牧志に出て国際通りを歩きました。木曜日でしたので、平和通り・公設市場とも人ごみがあるほどではありませんでしたが、魅力的な商店・商品であふれていました。夕飯前の黒糖を入れた揚げたてのパン(サーターアンダギー)の美味しかったこと。夕食は「波照間」というところで民謡ライブを聞きながら、泡盛(ニコニコ太郎(!)という銘柄)でラフテー・豆腐ようをいただきました。ゴーヤチャンプルーのゴーヤが柔らかい! ウチナチューの口笛にのってライブが進んで、親父も立ち上がって踊ってすっかりご機嫌になって、店を出てからもふらふらして国際通りを歩いて、駅までの途中、ブルーシールのアイスをおごってくれました。これがうめえです。2つともバニラでしたが・・・

2日 翌朝は、小雨の中、まず首里城へ。沖縄戦で日本軍が司令部を置いたため戦後は廃墟になってしまったそうですが中国のような城壁・八角形に削った石を組み合わせた石畳が印象的でした。それと王室の墓地である王陵(たまうどぅん)も巡りました。高速で北上してコザ・嘉手納・読谷を経て琉球村で食事して(ここでも民族舞踊あり)古民家を見てまわりました。名護を過ぎて本部の備瀬という伊江島・瀬底島が望めるところに宿泊しました。

 修復途上の首里城

 南国の花満開

3日 広い室内でパンと珈琲で朝食をとり、海風に強いということで植えられた、美しいフクギ並木を歩いて、今帰仁(なきじん)の城址を散歩。こういうところではお袋の白帝城・・・の詩吟つきです。古宇利島へドライブして昼食は「前田食堂」でいただきました。肉そばで有名なんだそうですが、ここでいただいた豚足(テビチー)は見た目にギョッとして、食べるところもゼラチンだけとはいっても、その美味しさは納得です。その後、雨の中、山原(やんばる)に入りました。めくるめくイタジイの森林。これまた世界遺産登録への動きがあるようですが、妙な「味付け」は不要のすばらしい森林でした。ヤンバルクイナは見られませんでしたが、急傾斜を下ってタナガーグムイの淵、サキシマスオウノキを見ました。美しいマングローブ林を見たりしながら東側の長くドライブして名護を出て、パイナップッルパーウクの売店でパインアイスを食して備瀬に戻り、一風呂浴びて海を見渡す丘にある「花人逢」にピザを食べに行きました。

  崖をくだると秘境が まさに山の原

4日目は中城で中村家と城址を見学して、浦添に出てソーキそばの昼食をとって、市民球場でキャンプ中の母校野球部の見学をしました。目当てはもちろん斉藤君で、しっかりランニングしてました。ところで、それにしても沖縄にはいたるところにお墓が多いです。霊園がなさそうです。そしてまた、自宅と同じほどお金をかけるとも!最後の晩を過ごす安里の「沖縄第一ホテル」にチェックイン。しばらく休んで夕方に壷屋やむちん通りから再び市場に出ておみやげの買い物。かりゆし服を買い求め、喪服もと思いましたがそれほど安くなく断念。市場2階のツバメ食堂で沖縄料理を満喫。連日で食傷気味とはいえ、最後と思うとまた食欲旺盛になって刺身盛り・イカ墨汁など堪能しました。旨い!気分よく国際通り沿いの泡盛の店にいって試飲をしまくまりました。

 ペリーも訪れたという中城

 中城から東側を望む

5日 最終日は第一ホテルの名物の豪華な朝食を楽しんで、先ず南風原を経て斎場御嶽(セイファーウタキ )という沖縄第一の聖地に拝み出ました。以外にお参りする方々が多かったです。 清清しい空気に気分が良くなって辺りを歩き回りました。さて、南部は沖縄戦の激戦地となってしまいました。日本軍が本土決戦までの時間を稼ぐために南部の石灰の洞窟を目当てに退却して白兵戦に持ち込む決断をしたからです。そこで、もともと疎開していた大勢の民間人を巻き込んで(洞窟を追い出したり、食料を奪ったり、自決を求めたり)、悲惨な多くの犠牲者を出したのです。民間人を保護するどころか、作戦に巻き込んだことは戦争の狂気・日本人の失策として自覚が強く必要だと思いました。戦争犠牲者は日米20万人のうち、市民の犠牲者がその半数に迫るという史実・・・ひめゆり平和記念資料館で元ひめゆりの方が淡々と話されていました。徐々に広がる人の輪。「誰もがお母さんに会いたいと言うのを我慢していました。とうとう、そう言った***さんは亡くなっていました。」きっと辛いことであるはずなのに。その緊迫感にさすがに携帯カメラをかざす人も一人もいませんでした。ひめゆり犠牲者の一枚一枚の写真とプロフィールが紹介されている大部屋もありました。もうひめゆりの方々も80歳を超えてきていらっしゃいます。ここと平和記念公園で数日を過ごして戦争の悲惨さ・聖戦の欺瞞を身に沁みこませるという教育もありかなと思います。また、軽視されがちな、他人の命・自分の命について考え直すことができるかもしれません。最後は、漁港のある糸満を経て車を返却して空港に送ってもらい帰ってきました。泳ぐにはまだ寒いオフシーズン・平日なのに見たことがないくらいの大混雑でした。外国人の観光客も多く見かけましたが、人気のある観光地なのですね。最盛期にはどういった繁盛になっていることやら。持っていったCDを聞いてドライブできたのはよかったのですが、沖縄ミュージックを忘れてしまいました。現地ではかなり高いのでこちらで音源を用意していったほうがいいかもしれません。

 人なつこいイソヒヨドリ

 光の先には何が・・・

 またメンソーレ(いらっしゃい)。

◇2月24-28日  24日、録りためていた映画、「シカゴ」「グリーンディステニー」「80日間世界一周」を見て過ごしました。シカゴはなんか倫理的に納得いかない感じでしたが、まぁ、彼の地はそういうところなのでしょう。他の2本はいちばん最後・エンディングが不思議な感じでした。瑞々しいチャンツィーの演技が印象的でした。25日 退院間近のお義父さんを見舞いに三浦に。2度目だとだいたい地理感もたしかになってきました。帰途、秋谷で小ぎれいなイタリアンでピザとパスタを食べした。26日-28日 楽譜作成ソフト「PrintMusic2006」を入手しましたので、当座必要ないくつかを移調したりして手直ししました。インターネットで入手したMIDIファイルから楽譜に起こして演奏することもできるのですね。びっくり! ただ、細かい操作がわからないのでやはりハウツゥーものに頼ったほうがよさそうです。FINALEを買ってしまいました。そうして28日、Sさん主催のS老人ホームでの唄う催しで、Tさんのギター伴奏で演奏しました。ひな祭り・四季の歌から上を向いて歩こうまで13曲・1時間。5-6人がお年寄りについて唄う補助をさせていただきます。そして、尺八はかなりインパクトがあったようです。「古城」をソロで吹くようにリクエストをいただきました。竹管で音色よく吹いたかいがありました。終わって、スタッフ皆の充実した顔色がとてもよかったです。やっぱし、こういうのっていいなぁ~


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名古屋~宮城 伊豆沼 BW [尺八のこと]

◇伊豆沼のガンはすごかったです。この地域には約8万羽と日本に渡ってくるガンの60%ほどが来るのだそうです。(同じガンの仲間の)ハクチョウが頭上をびゅんびゅん飛び交っていてなるほどサンクチュアリでした。

3日、JR名古屋駅に集合。久しぶりの新幹線は速くて酔いました。小田原の次。 名古屋港に出て太平洋フェリーに乗船。ガイドのI氏の与那国みやげの泡盛でいい気分、と朝寝坊してしまいましたた。I氏は午前中撃沈。日の出とともに海鳥ウォッチング開始。と、反対側の観光客の方が太陽は反対側だ!とわざわざ教えに来てくれました(!?)。9時、 風力発電のプロペラ基がよく見える九十九里浜洋上辺りで、オオセグロカモメやヒヨドリ大群(渡りと思われる)が前方を横切って盛り上がると、犬吠崎沖では数千!と思われるほどのミズナギドリの群れが多く観察されました。午後、兄弟船「きそ」とすれ違い、汽笛を鳴らしあうと、夕方5時前に仙台港へ下船。バスに乗り換えて伊豆沼の自然観察館にチェックインしました。

 快適フェリー

翌5日、日曜日は先ず早朝の伊豆沼でガンの塒入りを観察。午前中は新田サンクチュアリー観察館にて沼のカモやハクチョウを観察しました。そして、蕪栗沼付近の田んぼのあぜ道にハクガンを観察。まもなく、カリガネガンも発見され、早々に珍ガン2種を見ることができました。夕方は遊水池の近くのポイントで雁の塒入りを観察しました。すごい~ 5時がねぐら入りのピークでした。

 こちらは餌付けされている・・・

最終日6日は落雁と同じ蕪栗沼のポイントで塒立ちを観察しました。これもけっこうすごいです。午前中は伊豆沼に戻って、コハクチョウ・亜種ヒシクイを沼の水面に発見、僕もベニマシコ♂も。さらに対岸の田んぼに着地したガンの群れにハクガンを発見してお役に立てました。帰りは仙台駅から新幹線。やはり慣れないなぁ。海から湖沼域へ、変化があってなかなか面白い企画でした。 

 ◇8日は乾徳山。中央高速が工事による車線規制で思わぬ足止めをくってしまいましたが、岩場も楽しめたし、富士山や南ア、金峰の五丈岩や地蔵のオベリスクなどがきれいに見えて、どこか懐かしい、いい山行でした。

 塩山のかなたに富士峰

◇9日は森先生のレッスン。先日の雪辱の津軽じょんがら節を乞うてご指導いただき(コケコッコ コケコッコ コケコッコ)、後半はお亡くなりになった内山田氏を偲んで、中ノ島ブルース、噂の女、長崎は~とご教授いただきました。五輪真弓のリバイバルの譜面も。


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「知らんとこ旅情」雨月物語 [尺八のこと]

◇自宅でも朝夕は涼しくなってきました。今日で8月も終わり、1年の2/3が過ぎてしまいました。いい年だったといえるように、もう1/3は整理してまとめ上げて行きたいと思います。

◇火曜日は朝食にシナモントーストを試した後、来月に行ってくるネパールの研究を。夕方には女房と待ち合わせて、引っ越した「雪見夜」に行って食事をしました。チヂミが大きくなったかも。ビビン麺千円は辛くて量も多くて美味いがたいへん。水曜日は新宿へ行った後錦糸町で森先生にレッスンしていただいた。最近まで知らなかったので「知らんとこ旅情(知床旅情)」。ダジャレの切れといい伝え聞く打たれ強さといい、もちろん尺八の演奏といい、為になります。「ざーんげの値打ちもないけれど~~」もいい曲です。夜は神奈川のガイド仲間、北極帰りの かみむらさん、ダンナに会いに行く こばやしさんら 5人で、焼き鳥の美味しい茅ヶ崎の「升源」にて交流会をし、その後カラオケにもいって久しぶりにカラ尺もしました。ざーんげの~」

◇今朝はBSで録画していた雨月物語を見ました。中世の日本では幽霊がふつうに存在していたかのようでした。今のようにメディアがなかったときには、人々は五感をするどくして日々を過ごすしていたのでしょう。

雨月物語

雨月物語

  • 出版社/メーカー: 大映  〇京マチ子 田中絹代がきれい。

そんな事情は洋の東西で、まして古代では如何だったろう・・・ 山折哲雄氏の「神秘体験」を読んでみました。神秘体験についてのさまざまな事例が紹介されています。ただ、個々の掘り下げがいまいちのようです。さすがの氏でも分野の膨大さに手に負いきれないということでしょうか .

神秘体験

神秘体験

  • 作者: 山折 哲雄 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1989/04 メディア
  •  〇高山病は「創造的な病い」 砂漠とか極地 睡眠不足と関連か。東西で睡眠の中断という修行も 断眠の中の瞑想で夢と現実が交代してその境界線が融けはじめる。往生に関するテキスト 源信「往生要集」。臨死時のホスピスのさきがけ 景戒「日本霊異記」。グノーシスとヘルメス思想 女性神秘家 ビンゲンのヒルデガルド、マグデブルグのメヒティルド。異端者エックハルト 自己の中に神の子が出現して自我は根本的に滅却する。そしてその奥は「無」。インド ラーマーヌジャ 個我はバクティ(神への信愛)によって解脱する。 密教の大日経・金剛頂経の2つのマンダラ 理趣経の大楽・適悦。ベネデッタの神秘的結婚。活仏トルンパ。エクスタシー(解脱・法悦)とカタルシス。排泄=下降、上昇のエネルギー 脱魂=「シャーマニズム」(エリアーデ) 身体 クンダリニー(日の上昇) 心身訓練 性エネルギーの昇華と解放。 音 日蓮宗太鼓 オームとアーメン。 キノコ 生と死を媒介  ソーマ シラカバ ベニテングダケ カスタネダ。 死生観 首。

どうも、瞑想~頭の訓練のほかに、身体をともなっていかなくてはならないようです。「煩わしい」日常・人間関係でとらわれやすいから心して、、山の歩き方にも応用できないでしょうか。

古武術で蘇えるカラダ―写真と図解実践!今すぐできる

古武術で蘇えるカラダ―写真と図解実践!今すぐできる

  • 作者: 甲野 善紀 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2003/07 メディア: 単行本 積極的に不安定を作り出し、使いこなす。安定でも不安定でもない非安定を維持する。

そして、その身体を維持するための食事の重要性。健康法やサプリメントより先に、平凡な食品の価値を見直したしみたほうがようです。

食べるクスリ

食べるクスリ

  • 作者: ジーン カーパー 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
  • 発売日: 1997/04 メディア: 文庫 〇
禅的生活

禅的生活

  • 作者: 玄侑 宗久 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2003/12/09   〇 著者は僧。悟りや修行について易しくつづっていてくれているのでありがたいです。軟弱といった批判もあるようですが、今日的な科学知識からの見方も交えて、今の自分にはとても分かりやすかったです。
登山の誕生―人はなぜ山に登るようになったのか

登山の誕生―人はなぜ山に登るようになったのか

  • 作者: 小泉 武栄 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2001/06 メディア: 新書 〇日本と中国・インド、西洋のアルピニズムを対比させて変遷を追っていますが、サブタイトル「人はなぜ・・・」の核心には(私の期待ほど)迫りきれていないようでした。現代の登山ブームへの分析は かなり的確です。

 

人の話の聞き方入門―聞かないあなたはホントに手遅れ

人の話の聞き方入門―聞かないあなたはホントに手遅れ

  • 作者: 三遊亭 円窓 出版社/メーカー: 日本語学研究所
  • 発売日: 2003/05 メディア: 単行本 〇いま、噺家に興味深々です。全員が聞くという状況になくても「聞いてくれる人」を探して話しましょう。声。いつまでも緊張して。イエスマンでないノーマンを集めて聞くらいの度量。話を聞くと信頼される(無視されると悲しい)。心を込めて相槌。話しての人間性に興味を持つ。

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平塚花火 「石狩挽歌」オンボロボロロー [尺八のこと]

◇今日は平塚は花火大会。1時間楽しんで今終わったところですが、派手さはないものの、よくまとまったショーでした。ベランダからけっこうよく見えたので、O君の結婚式でいただいたシチリアワインですっかりできあがりました。明日起きれるかな?

◇火曜日はH×Mでランチ。コース料理の出てくるのがゆっくりめなので すっかりまったり過ごしました。自家製パンも美味しい~ 平日ランチ。夕方、女房が紹介されたP生命のY氏とお話。来年の更新時期を控えてそろそろ考えねば。保険の話はややこしいので忘れないうちに復習しないと。

◇昨日は歯医者でインプラント治療にうん十万円出費。あ~前半の収入が・・・ 新宿で用足し後、森先生のレッスン。「石狩挽歌」を丁寧に教えていただきました。オンボロロ オンボロボロロー、と繰り返しているとなにか馴染んでくる不思議な曲です。最後の「変わらぬものは古代文字…」というのもインパクトがあります。作詞の なかにし礼さんの個人的背景があるのだそうです。これは明日からの北海道行きに帯同せねば!夕方はひさしぶりに「麦」によってSさんとお話。買ってきたとうもころしを茹でて、おくらカレーライスと食べました。甘い!


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成田太鼓祭 [尺八のこと]

◇8日・9日 成田太鼓祭りに行ってまいりました。森先生のステージで最初の1曲あずさ2号のはもりパートだけ吹かせていただきました!演歌党では音源を使って初の野外演奏です。まぁこれが演歌党本来のスタイルなのですが。たくさんのお客さんを前に、正直、(自分のは)ろくな演奏でありませんでしたが、先生やはづさん、BさんやTさんなど新しい演歌党の方々や篠笛のMさんと一座のよに一緒に過ごせて楽しかった!先生のステージも弟子入り1年を経てはじめてたっぷり拝見して先生の「世界」を堪能させていただきました(不肖の弟子ですいません)。風雪・天城越えよかったです。Mさんのもののけ姫、荒城の月もよかったです(しかし青春18きっぷでいらっしゃるとは)。この印象を大事にしたいですね。皆さんありがとうございました。自分の演奏もそれなりにできるようになって、いつかほかの皆さんにお声をかけれるようになりたいものです。

  わたしはわたしはあーなたからー

それから、祭りも太鼓を中心に県内外の芸人衆が集まって活気あるものでした。かっぽれは前から注目していましたが、今回はひょっとこ踊り(ばかめん踊りというらしい)の面白さといったら!車いすにかけた知恵遅れのような人の前で多くのひょっとこがサービスしていて大喜びしてもらっていました。仮面一つで不思議な芸風です。

 なんですかー

◇10日 成田から数十分の千葉の実家に泊まり、午前中、植木の手入れを手伝わされました。さざんかが20年間伸び放題だったのです。幹の太いこと、枝の絡まりかたのすごいこと。ちょっと太い枝がクロスに交わって一体化してしまったものまでありました。のこぎりで力のままに、と、ヒビをいれてしまいました。20年大切にしてきたのに、と嘆く父。もともと剪定用でないのだから・・・珍しいのか、近所の人が代わる代わる声をかけにいらっしゃいました。「今日はお休み!?」 と。それにしても20年を経て千葉は人・車が増えました。行くたびに窮屈になってくるのがわかります。いまや僕にとっては湘南がいいですね~ お昼に蕎麦を食べさせてもらって帰宅。一休みして、小雨の中、4月のチラシ作りに麦へ。やはし話が長くなって3時間滞在・・・ボスもタフですねぇ。

◇ところで、遍路尺八について、くだんのO君から情報提供があり。献笛する曲目は「ぶっちゃけ、演歌でも何でもいい」らしい(^^;)。知り合いのKさんは「本調子(京調子)」を吹いているようですが、これだったら さすらいさんから譜面をいただいているはずです。Kさんがさらに曰く、「ずっと歩き続けだから、長い曲や難しい曲は正直疲れる」ともおっしゃっているので、それでは、短くてシンプルないい曲がないか探してみたいと思います。さすがに演歌でもいいと言われても艶々しすぎてはいけませんし、シクラメンのかほりも似合わないですし。遠くに生きたいでも本曲風にでしょうか。どなたか虚無僧の選曲・伝承曲・仏曲を吹奏作法をごぞんじでないでしょうか。こんな本を見かけましたが、早々に読んでみたいと思っています。

風と尺八遍路旅

風と尺八遍路旅

  • 作者: 小野田 隆
  • 出版社/メーカー: MBC21
  • 発売日: 2002/02
  • メディア: 単行本


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尺八レッスン 気圧頭痛 [尺八のこと]

◇5日 雨の中、錦糸町に明日からの成田山への催しへの出演のため尺八レッスンへ行きました。久しぶりにはづさんも一緒。宇宙戦艦ヤマトが良い!プロデューサーのご意見で演奏できるどうかわかならないのですけど。その後築地に出社して3時間ほど書類の仕事をして、女王ラーメンを食べて帰宅しました。夜から左頭頂に頭痛がします。うーん、風邪をひいたかな?花冷えだし、ひさしぶりに電車に乗ってみるとうつされやすかったかもしれません。女房はめずらしく早く帰っていたらしくタイミングが少し悪かったかも。女房も少し頭痛するらしく、原因は「気圧の変化」からとも。

◇6日 朝からPOPSを吹いたらあっという間に昼過ぎになってしまいました。春なのに・まちぶせ・雨音はショパン・万里の河・オリビアを聴きながら・木枯らしに抱かれて・すずめ・ワインレッドの心などなど。けっこう五線譜が読めるようになって来ました(かな)。夜は簡単に豆腐にトマトのパスタソースをかけてチーズを載せてオーブンで焼くだけの「豆腐グラタン」。ちょっとソースがしょっぱいので、少し加工すればよかったかもしれません。玉葱・にんじんはあったので。

◇7日 来週の九州ツアーも含めて、楽譜を整理しました。九州には竹田市というのがありますが、竹田の子守唄は京都らしいです。五木・島原の子守唄は有名ですね。それから熊本の演歌歌手の豪華なこと。森高もそうらしい。坂本冬美の火の国の女の歌詞もすごいです。森進一は鹿児島に住んでいたこともあるらしいです。福岡・長崎はフォーク・NM歌手の宝庫ですね。滝廉太郎・荒城の月は大分、映画なごり雪の舞台も大分県臼杵とのこと。午後はさすらいさんがいらして、カラオケ4時間!たっぷり予習・復習をさせていただきました。さて明日は早いので休まなくては。

バルサvsベンフィカ。ベンフィカのすばらしさについては再三書かせてもらっています。結果はまぁ、バルサが順当にベスト4に進んだわけですが、今回もホームでのスコアレスドローといい、バルセロナでの健闘(終了直前まで1点を入れていれば勝ちぬけの可能性があった!41分のミドルシュート!)といい、すばらしい戦いぶりでした。しかもフェア。あぁ、ヌノゴメスがいたら。

◇最近の映画・読書

A.I.

A.I. 発売日: 2002/03/08

  • 何度も見たのですが、最近、どうしてもまた見たくなって流して見てみました。優しさを必要として追い求めたロボットが、2千年たって、たった1日、母親の優しさを享受できます。すさんだ空気が漂う現代・未来を展望するときに、人間らしさとは何かを考えさせられます。ハリウッドとしては異色作。さすがキューブリック遺作。

 

山猫 イタリア語・完全復元版

山猫 イタリア語・完全復元版

  • △ うーん、苦手だなこういうの。英語なら少し見れたのかもしれないが。

 エル・シド デジタルニューマスター版

エル・シド デジタルニューマスター版

  • 出版社/メーカー: 東北新社 発売日: 2006/05/25
  • □ブルゴスでエルシド夫妻の墓を見たときに、チェックせねばと思っていました。イスラム勢力にも信頼があつかったらしい。シドはアラビア語起源です。スペインの侍の空気が伝わってきます。国王との独立した関係は、日本における主従関係とはやはり違うようです。リメイクが待たれます。

 

理性のゆらぎ―科学と知識のさらなる内側

理性のゆらぎ―科学と知識のさらなる内側

  • 作者: 青山 圭秀 出版社/メーカー: 三五館
  • 発売日: 1993/04  メディア: 単行本  ○良い。
真実のサイババ

真実のサイババ

  • 作者: 青山 圭秀 出版社/メーカー: 三五館
  • 発売日: 1994/10 メディア: 単行本  ○良い。

 


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鎌倉源氏山 茅ヶ崎 [尺八のこと]

◇20-24日 火曜日は午前中、今年の米作りミーティング。無農薬のお米というのは一般的に通常の倍、10kgで1万円くらいが相場なのですね。無農薬で育てるのは草取りがとてもたいへんで、今年は減反するつもりなのですが、経済的にちょっとはげみになりました。お昼は近所の新しいお店、BAOBABで丼ものランチをYさんに馳走になりました。若い女性の優しい感じのいいメニューでした。それから、森先生のレッスンに東京へ。PILOTの曲、ビートルズ3曲、アンダルシアに憧れて、と盛りだくさんで、特にOBLADI-OBLADAは目からうろこの楽しい吹奏曲です。夜は、大根・ねぎと鶏ささみを買ってみぞれ鍋にしてみました。隣りの練り物屋でおでん種につられて買ったらこれがけっこう高かった!まぁでも美味しかったです。

◇水曜日、借りていたビーコンを返しがてら、茅ヶ崎のいずみださん宅を自転車で訪問しました。「車で来ると思っていたのに自転車、しかもママチャリかい!」と突っ込まれました。お昼までにはおいとましようと思っていったのですが、ガイド検定や山小屋、ヒマラヤまで話がとめどなく続いて、手製のパンやらスープやらでお昼をご馳走になるなど過分のおもてなしをいただいてしまいました。お礼に行ったのに。図書館で本を返却。BOOKOFFで大量買いしてしまいました。サッカー、インド戦、前半なんだかな、という感じでしたが、後半はゴールラッシュで辻褄が合ったというか。でもやはりアメリカくらい強い相手とやらないと弱い者いじめみたいで、、、若くて好青年の長谷部のプレーはよかったですけど。

◇木曜日。さすらいさんと鎌倉を源氏山から大仏まで歩き、途中、公園で尺八しました。

思えば去年の今ごろもけっこう一緒に来ましたね。黄色い花の「ロウバイ」がいい香りをさせていましたよ。椿もあざやか。リスもけっこう見かけました。展望が良いなかなかいい尾根道でした。商店街を歩いて鎌倉駅に出て、コーヒーを飲んでおしまい。

女房は夜勤明けで眠いだろうに、なぜかブラッドピットの「メキシカン」をいっしょに最後まで見てしまいました。殺しが続く中で彼とJ・ロバーツがあまりにお気楽なのですが総じて楽しめます。

ザ・メキシカン

ザ・メキシカン

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2001/11/21
  • メディア: DVD

 

◇金曜日。フィギュアの荒川選手「イナバウアー 金」、よかった!とりあえずほっ。テレビをつけたら 強敵スルツカヤ選手が転倒していたのですが、それで決まったようです。そういえば、3回受けた登山ガイドの検定のうち、前2回は合格ってました。とりあえず こちらも ほっ。午前中、残り一つの来月の神戸での検定やその後の旅行の手配を考えていたらあっという間に時間がたってしまい、あたふたと築地に出勤。また銀座のファンド株主に詣でて新たな融資を確認し、いったん帰社して20時半ごろ帰宅。たまに乗っても(たまにだからかな)通勤電車は疲れます。少なくとも楽しみにはなりにくいです。女房はまだ帰宅が遅かったのですが、焼きそばを作って遅い夕飯となりました。あっ、ナンプラー買っておけばよかったんだった。


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戸塚でカラオケ尺八 [尺八のこと]

◇もう12月。乾燥の度合いは毎年、口内炎なのか唇の端が切れてきてバロメーターになる。ビタミンB1ともストレス性とも。◇一昨日は仕事日。新宿から築地へ行き、出勤前に場外を歩いて食器やしじみ・あさりの惣菜・ポン酢を買い物。楽しい。◇その友人の会社に、元いた会社の有能マネージャーを先週スカウトしたのだが、来てくれるかな。夜に もう一度社長と電話を入れる。人を紹介したり雇ったり、というのは責任をひしひしと感じるものの、ぜひとも来てほしい。◇昨日は戸塚でさすらいさんとカラオケへ。天気がポカポカして良かったので、今年春先同様に鎌倉に行ってみたい気もしたが、一方、朝方ちょっと疲れを感じていたし。映画音楽・ジャズナンバーがいいですね。勉強になりました。3時間吹いて心地よい疲労。あ、楽譜のコピーを忘れた。フォレストガンプをやるのを忘れた。◇その後、麦で2時間ミーティング。いろいろやることはある。毎度いただくスイーツが美味しい。ごちそうさまです。◇山仕事会社の来年カタログに掲載されるという自己紹介文を送る。尺八登山流修行中!?でいいですか。演歌尺八が主流だけど 指がまわればロック尺八もやりたい。◇今年亡くした物 備忘。MILLETのクライマーズボン、黒のニット帽、1万円札1枚。さようなら。


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「与作は飛んで行く」 [尺八のこと]

◇昨日は料理教室・今年最後4回目。混ぜご飯 きんぴら 素揚げ クスクスとくるみのデザート。お米はいよいよ新潟の自作米の登場。◇続いて尺八レッスンへ。 用意されていた楽譜は「あずさ2号」だったが、クラプトン・ナンバー浸り。やはり先生のリフは最高です。与作も習い直す。習い事主夫?◇行きの電車で鶴見あたりで線路内立ち入りとかで10分くらい遅れてレッスンは30分遅れ。◇こちらに戻って、お店で料理教室のお取り置きをいただいて それが晩御飯。お米も素揚げも美味しい。先生は今年田植えからいっしょに張り切ってきた方で、地方からも指南依頼が舞い込んで来たとか。来年からは駅近のいいところで本格的に始められるそうです!◇しばらく山にご無沙汰しているので週末の仕事を前に、今日は丹沢へトレーニングに、水汲みがてら表尾根の一角・二ノ塔(菩提岳とも言われる)に出て下りてきた。平日だけど葛葉の水場にはけっこう人が水汲みに来ていた。一冬分だろうか。山はお湯沸かして味噌汁で昼をとった後、最後の登りの途中、「日本武尊の足跡」という標識があったので山頂に寄った後、左にそれて訪れると、それらしい雰囲気。眠くなったのでそこで昼寝。そのまま踏み跡を辿ると林道に出て大山が大きく見えた。

 東征のおりに足を踏んづけて水を出したとか。

◇里山ふれあいセンターへ。親切なおじさんが良く教えてくれた。木工が安くできるのだが、テレビ台のような大型のものは材料がないらしい。石釜は使えるか?ピザが美味しそうではあるが、火おこしが大変なんだそうだ。◇帰って一寝してまたお店へ。いろいろあるなぁ。パズルのように解くのが難しくなってきた。まぁこれから冬眠時期だからゆっくり考えられるか。


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村岡実先生 「The Life and Passion of Christ」 [尺八のこと]

◇先週末は尺八プロ 村岡実先生の演奏会お手伝い。リハから拝見させてもらい、ラッキーにも直接お話しを聞く機会があっていろいろうかがえた。CDもいただいた(今日聞いたがすばらしかった)。演奏会は立ち見が出るほどの満員で大盛況。曰く、パッション(passion が大事なんだ!そうで、それが現代の演奏家には一番足りず、それを表現するのにも やはりそれなりの技術が必要!ということなんだそうである。御年傘寿を過ぎられているというのに とにかく力強く、ほんとうの話、演奏中は「気」がビシビシ伝わってきた。◇その後、知り合いのにしむら君と渋谷に出て、友達を紹介するからとお会いしてみたら、思いがけず1ヶ月前に別の機会に知り合ったOさんだった。なんという再会。そんな偶然ってあるのだろうか? 渋谷の焼き鳥屋から (ライター取材をかねた?)キャバクラへ。20分ごと?に女の子が代わって目まぐるしかった。「まじか」って何回も言われた。楽しかったけど朝帰り・・・はい、女房にあきれられて怒られました。◇午後、2台目をパソコンをいじっていると、夕方スペインから電話がかかってきた。「久しぶりのマドリッドの運転がしんどかった」「引っ越したバレンシアの方言を会話教室で習っている」と聞いた。◇日本代表の冴えない試合。松井は良かった。ディフェンスが薄いのは分かっていたが、やはりサッカーでは、攻撃でカバーできるほど甘くないんだな。

◇夜、ずっと観たかった「パッション(the Passion of the Christ)を借りてきてもらって観た。キリストの最後の12時間分を2時間にしたのだから内容が濃いはずだ。この際のパッションは「受難」の意。とにかく血で画面が赤かった。でも悪くない。当時の衣装・言語・風俗、アグダラのマリア・聖骸布・ゴルゴダの丘での処刑の様子などなど・・・多数の絵画のモチーフを提供してきた数々のシーンがクリアな映像で淡々と描かれている。裏切り者ユダなどの登場人物、特にローマ派遣の長官ピラトの人間像もさぞかしあんなふうであったろう風に描かれていて、納得させられる。12年の制作期間を経て、封切り当時(ダビンチコードより前のブレークでなかったか)激しい批判に晒され、上映禁止措置が取られたりもした。十分それらに耐えうる力作であることがわかった。イエスが奇跡を起こしたじきというのは彼の生涯の後半数年間だったといわれる。いったい当時、その後2000年にわたって影響を及ぼすことになった何事が(あるいはどういう現象が)起こったというのだろうか。それに力強く迫っていく気にさせてくれる作品だった。

パッション

パッション

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2004/12/23
  • メディア: DVD
 
 

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