志賀高原に、長く使っている長野のガイドブックを持ち歩いてめくってみたのですが、山歩きのほかに近年のトレイルや古道めぐりなどもあって、長野県内のほとんどの場所へ行くだけは行っているようです。そこでまだ訪れていないところへと、2プランの移動時間にて姨捨山を訪ねて、戸倉温泉の古宿に泊まりました。


篠ノ井や稲荷山を経て、姨捨山 長楽寺 月見堂へ 芭蕉も「何を思ったか信州更科の姨捨山で月見がしたくなって」出かけて、「更科紀行」を著しました

夕暮れでした 月の名所ですが待っていられないですが、、、ところで 伊賀の人・芭蕉は、源氏の中でも義経 と義仲びいきです(義仲寺に埋葬を望んでいる)。当時の一般的感情か、特別ないきさつがあるのか、、、


棚田もみどころ 岩上に上がってみました。善光寺平の眺めよし。付近にかっこいい山が見えましたが、冠着(かむりき)山1252mといって、本来の姥捨山ともいわれているそうです。「わが心 なぐさめかねつ更級や 姥捨山に照る月を見て」(古今集 大和物語 詠み人知らず) いつか中秋のころに、棚田の上に出る名月を見てみたいものです。 


戸倉温泉の古宿「亀清旅館」さんへ(亀にゆかりのある温泉です)こんなきれいな広い角部屋をあてがってくださいました お湯も名湯でした


夕食はとなりの瑞祥にて、さらしな蕎麦! 今回は辛味大根の絞り汁につけていただく「おしぼり」でいただきました。辛味と涼しさ。


腹ごなしに夕暮れ散歩。長野新幹線が通じて、とてもさびれてしまったそうです。


東南アジアのお店もたくさん見受けられました。城山と案内があります


千曲川沿いへ。後ろの赤い看板(戸倉温泉とある)がつづくのが城山でしょう。


川は少々増水。まわりで雷がピカリピカリ


翌朝、千曲川左岸を上田へ。途中、断崖絶壁の名所「岩鼻」横の道の駅で休息 岩端、岩花、巖華とも。こんど、上にある千曲公園に登りに行ってみたいですね。