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さだまさしの優しい曲 [尺八のこと]

◇コーヒーUCCのオリジナル炭焼きブレンド100g500円也を買って飲んだ。普段飲んでいるものよりちょっといい嗜好を楽しんだ。ヨーロッパから帰ってきて1度日本で飲んでがっかりしてから、飲む機会のめっきり減っていたワインもひさしぶりに買って飲んだ。今度はなかなかいけた。一人で軽く半分くらい行ってしまった。ハハ。◇昨日はそれから、封切直後の映画「アレキサンダー」を見に行った。製作費200億円を投じてオリバー・ストーン監督が映画化。よかったけど前評判どおり今ひとつ盛り上がれなかったので、さらにDVDを借りてきて「ザデイアフタートウモロウ」を見た。全般的に退屈だったけど、地球温暖化が極まってグリーンランドからニューファンドランドまでの海流変化もあって NYが氷河期相当の寒気に襲われるというアイデア?は空恐ろしいものだったし、こちらはだいぶ良かった。でも暑い日に見た方がよかったかもしれない(寒)。

さだまさしのCDも借りて聞いた。10歳位のころ「道化師のソネット」のヒットからよく聞いたものだが、それからあまり聞く機会がないのでとても懐かしかった。カラオケで歌うことも少ないし、女房いわく、語りを聞いてしまうので、なかなか何かをし「ながら」聞くことがないからではないか、とのこと。「雨宿り」や「親父の一番長い日」「関白宣言」など今聞くと、歌の合間に聴衆の笑い声も含めて、なんて優しい曲なのだろうかと感じる。タイムマシーンで20年以上も前に連れ帰られた気分だった。もしかしたら、そのとき、当の僕は多少鼻白んできいていたかもしれないが、その後に日本で大きく失われた心持の豊かさを痛切に思い出させられた。先日、TV番組である長崎出身の若手ミュージシャンが、目指す人を問われてさだまさしの名を挙げたのだが、他の出演者がフフフという感じだった。

◇金曜日の夜、フジテレビで余命宣告を受けたウィンドサーファーの飯島夏樹さんの家族について「天国で逢おう」を見た。僕はこの手の番組は、それが視聴率と絡むテレビ局で制作されるという理由でそれを「鑑賞」するのは少々苦手なのだけど、飯島氏ご自身の力強さと奥様の忍耐強さに打たれて見入ってしまった。闘病日記を出版された飯島氏が日記をつけながら「自分は「作文」がほんとうの仕事だったのかも。」と話しておられた。その日、茅ケ崎で瞑想教師の住職が「人の一生は一瞬のもの、その短い間をいかに楽しく過ごすか、ということ」を仰っていたが、飯島さんも余命を知らされることになってしまったけど、人生を楽しむ新しい機会を得られたのだと思う。 

ガンに生かされて

ガンに生かされて

  • 作者: 飯島 夏樹
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/03/30
  • メディア: 単行本


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