「新・花の百名山」田中澄江 [本のこと]
◇久しぶりに新宿に出たけれど また疲れた。まず、南口を左にくだってすぐのパチンコ屋の騒音がいけない。道が細くて人が多いからすれ違うだけでたいへん、かつ駅の中はもっとすごい。外国人も多い。うん十年前の学生時代から比べても 人ごみは一段と激しさを増していて 殺気さえ感じる。ほんとにこんなところに 通勤とかで しょっちゅう来ることがなくて感謝だ。人が集まるだけあって面白いところは多少あるので いくつかの用事を足してきた。ゲウチャイで惣菜でも買って帰ろうかと思ったが、アルタの下で迷ってなかなか見つけられず、夕方も遅くなると電車が込むし、探すのが億劫になって帰ってきてしまった。新宿ラインでは大崎の次、横浜を過ぎると落ち着きが戻るようだ。湘南はのんびりしていていい。
◆「新・花の百名山」 田中澄江(著) そんなときは山の本でも読んでいる。これは高山植物の大家が著しただけにさすがに楽しくていい本である。田中さん、やはりもうお亡くなりになっていたか・・・ 十数年前、(本の中に記事があるが)「平ケ岳」への登山途中でお会いした。取り巻きの方が「この方をどなたと知る?おそれ多くも花の・・・」と紹介してくださった。あのときすでにもう登るのがたいへんだったのですね。本文中でしきりに花盗っ人を責めていらっしゃる。百名山を見て人々が山の花をとかくたいそうなものとして 愛で初めて盗採を招いたかもしれないが。まぁ、それはそれか。
2005-09-22 19:39
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