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村岡実先生 「The Life and Passion of Christ」 [尺八のこと]

◇先週末は尺八プロ 村岡実先生の演奏会お手伝い。リハから拝見させてもらい、ラッキーにも直接お話しを聞く機会があっていろいろうかがえた。CDもいただいた(今日聞いたがすばらしかった)。演奏会は立ち見が出るほどの満員で大盛況。曰く、パッション(passion が大事なんだ!そうで、それが現代の演奏家には一番足りず、それを表現するのにも やはりそれなりの技術が必要!ということなんだそうである。御年傘寿を過ぎられているというのに とにかく力強く、ほんとうの話、演奏中は「気」がビシビシ伝わってきた。◇その後、知り合いのにしむら君と渋谷に出て、友達を紹介するからとお会いしてみたら、思いがけず1ヶ月前に別の機会に知り合ったOさんだった。なんという再会。そんな偶然ってあるのだろうか? 渋谷の焼き鳥屋から (ライター取材をかねた?)キャバクラへ。20分ごと?に女の子が代わって目まぐるしかった。「まじか」って何回も言われた。楽しかったけど朝帰り・・・はい、女房にあきれられて怒られました。◇午後、2台目をパソコンをいじっていると、夕方スペインから電話がかかってきた。「久しぶりのマドリッドの運転がしんどかった」「引っ越したバレンシアの方言を会話教室で習っている」と聞いた。◇日本代表の冴えない試合。松井は良かった。ディフェンスが薄いのは分かっていたが、やはりサッカーでは、攻撃でカバーできるほど甘くないんだな。

◇夜、ずっと観たかった「パッション(the Passion of the Christ)を借りてきてもらって観た。キリストの最後の12時間分を2時間にしたのだから内容が濃いはずだ。この際のパッションは「受難」の意。とにかく血で画面が赤かった。でも悪くない。当時の衣装・言語・風俗、アグダラのマリア・聖骸布・ゴルゴダの丘での処刑の様子などなど・・・多数の絵画のモチーフを提供してきた数々のシーンがクリアな映像で淡々と描かれている。裏切り者ユダなどの登場人物、特にローマ派遣の長官ピラトの人間像もさぞかしあんなふうであったろう風に描かれていて、納得させられる。12年の制作期間を経て、封切り当時(ダビンチコードより前のブレークでなかったか)激しい批判に晒され、上映禁止措置が取られたりもした。十分それらに耐えうる力作であることがわかった。イエスが奇跡を起こしたじきというのは彼の生涯の後半数年間だったといわれる。いったい当時、その後2000年にわたって影響を及ぼすことになった何事が(あるいはどういう現象が)起こったというのだろうか。それに力強く迫っていく気にさせてくれる作品だった。

パッション

パッション

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2004/12/23
  • メディア: DVD
 
 

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