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「ヴィパッサナー瞑想法」など [本のこと]

●「ヴィパッサナー瞑想法」 A・スマナサーラ  ヴィパッサナーとは「よく観る」こと。瞑想のススメ。これまでのどのような瞑想法より実践と効果がわかりやすいと思う。曰く、日常生活で知らない間にほとんどの時間を妄想の中に生きている。きちんと自分の行為を確認する作業をして、この今の瞬間こそ大切に堂々と元気で力いっぱい明るく幸福に生きる!:なぜすぐにものごとの判断、決断がつかないのか。どうしたら後悔や反省ばかりの毎日から抜け出せるか-。妄想こそ頭を鈍くする。⇒歩くだけでも瞑想になる。立っても、寝ても、食べ飲んでいても。右足、左足を動かすだけで、人間の左脳、右脳は激しく信号を受け、活性化する。脳細胞は活性化されなければ、どんどん衰える一方だが、「歩く瞑想」をするだけでも、ごく自然に知恵が現れてきます。その知恵は、すぐその場で確認することができ、効果を実感できる。瞑想で集中力をつけ、眠っていた脳細胞を揺り動かし、どんどん活性化できる。◇知識を応用できる人は無差別に本を読まず、役に立つかを考えて読むべし。知識は生き方によって完成されるのであって、説法はその経験に基づいてわかりやすく。マニュアル・ワンパターン思考は知恵の毒。ヒステリーは過去のこと云々より、今を治してあげる。社会というのは理屈で割り切れるものでなく(子供のけんか)因果関係を見て原因と結果を知って解決することができる。すべてのものごとには時間と順序の特性があって、それを理解しないと頭は回転しないし活性化しない。スローに。焦りはおろか。◇「今の自分に気づき、ありのままを観察する」。例えば掃除や料理をしているときに他のことを考えないで手の先のことに集中する。落ち着くとつまらないかもしれないが、執着もなくなる(解脱)。瞑想は(無数世代前からの)妄想との闘い。(呼吸を観察するなどして)妄想に気づいたとき妄想は消えていく。確認した回数が修行のポイント。確認のつど何かを習う。いつもごまかしている建前の自分、無意識の自分、「私はこんなものだ」という自分の悪魔に気づく・出会う・直面する。ウィルスか?さほどに無意識の状態はすごく混乱していて危険な状態(無明・根本煩悩)◇スランプの脱出にも。そして「落ち着いた心で何をするか」という知恵が現れてくるがこれ重要。⇒サティ(気づき)の実践。例えば音の真の姿は何か?人間の次元で判断し得ないものかもしれない。人間にとって唯一の救いの方法は、自分をきちんと観察することだけ。自分の判断に依らず、言葉で確認する。

自分を変える気づきの瞑想法―やさしい!楽しい!今すぐできる!図解実践ヴィパッサナー瞑想法

自分を変える気づきの瞑想法―やさしい!楽しい!今すぐできる!図解実践ヴィパッサナー瞑想法

  • 作者: A.スマナサーラ
  • 出版社/メーカー: サンガ
  • 発売日: 2004/11
  • メディア: 単行本

 ●「ユングは知っていた―UFO・宇宙人・シンクロニシティの真相」 コンノ ケンイチ 著 これはまた量子とユングと曼荼羅と、いい線行ってると思うのだけど、天外伺朗氏と同様、旧ソ連とかUFO・アブダクションとか終末の日などまで書かないと日本ではやはり売れないのかなぁ。易のアイデアはとうに目新しいものではないし・・・それにしても寄せ集め・雑多な印象は拭えない。とりあえず「コンノ宇宙セオリー」は気に留めておこう。光のビームはある知性体から放射される精神エネルギー、なのか?・シンクロニシティの発現ポイントは、私たちの表層意識を鎮静化させて、いかに深層無意識を表層に浮かび上がらせるかである。ただ、1つ間違うと蠱惑的な影響に心を奪われて憑依されてしまうことも。ユングはヴィルヘルムとの共著「黄金の花の蜜」で「シンクロニシティは異世界からのほころび」が易で出現すると評価している。スウェデンボルグの霊界手記によるとこの世は霊界という広大無辺な空間の中にポッカリと浮かんだゴムまりのようなもので、この世では霊界が空間を共存している・染み込んでいる。霊界では人の意識が干渉しあっている。・ある人たちは自分の正当な資質から遮断されていると感じを抱いている。そしてそれを習慣的に使うことができず、下限で劣悪な条件下で行動している。それを解き放つにはヨガ・修験・座禅などのノウハウで五感を遮断することで、それがシンクロにシティの発現を促す。宇宙飛行士の体験によると、重力も関係するのか?「人間の意識は神の思惟の一部で神の思惟が宇宙の進化と創造のプロセスを動かしていく、とわかった。」(アポロ14 エドミッチェル)・脳の事前準備 「脳が心を生み出しているのは脳を構成する神経細胞・ニューロンの中で量子現象が起こっているからだ。」(英物理学者 ロジャーペンローズ)いくつかの思考経路と答えが最初から波動として脳全体に存在し、それが外部からの何らかの刺激を受けて1つに収束したとき脳に1つの意識が出現し思考となって身体に行動を起こさせる、という。波動の収束(波が個にまとまる)が脳の活動基本。そして「コンノ宇宙セオリー」=脳・内観の宇宙の空間歪曲形は、両端がラッパ状に開いて終には逆球体状に閉じている。「基本宇宙」の善表面(マクロ)が内観宇宙の中心(ミクロ)へ、逆に本来のミクロがマクロへ裏返しになっている。ほか欧米では「ホログラム宇宙」や「宇宙フラクタル論」に関心がある。

ユングは知っていた―UFO・宇宙人・シンクロニシティの真相

ユングは知っていた―UFO・宇宙人・シンクロニシティの真相

  • 作者: コンノ ケンイチ
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 1998/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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