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「山歩きの自然学」「山で死なないために」 [本のこと]

◇今日は朝夜・送迎。女房の勤めが夜遅くて朝早いからそれが続くとたまにはしかたない。ぼくのいた会社は二日酔いで遅刻しますとかありだったからのんびりしていた。◇夕飯に昨日買っておいた鶏の胸肉をたまねぎ大豆とともにトマトソースで煮込んでおいた。チリの代わりにまだあるタイみやげのグリーンカレーペーストをいれたら量は少ないのにかなり辛くなった。煮込みに加えるブイヨンの代わりに、こちらはスペインみやげのガーリックスープを使用して在庫一掃。ほかには珍しく売っていた空心菜と安いキャベツとエビくずを炒めてオイスターソース和え。◇尺八の曲目を整理中。昨日、レッスンで先輩受講者が好きな歌を 味わい深く演奏されるのを聞いて少しでもそんなふうにできたらいいな、と。◇後輩ちゃん。試験合格おめでとう!うかると思ってたけどね。僕もそろそろなにか資格がほしく思っているけど、山のガイド資格は今年2回あったチャンスを仕事で受けられなかった。とりあえず関係する本を ちらちら読んでいる。

◆「山歩きの自然学」―日本の山50座の謎を解く 小泉 武栄 (著) ちょうど図書館から借りて見ていて面白いなと思っていた。その後、久しぶりに会った山岳部の後輩が地理学を大学で教えていて、知っているに違いないと思って連絡しようと思っていたら、彼のHPに掲載されていた。このように楽しく各山の地学を学べる本はありそうでなかなかない。これは手元に置いておこうと手に入れた。
山歩きの自然学―日本の山50座の謎を解く

山歩きの自然学―日本の山50座の謎を解く

  • 作者: 小泉 武栄
  • 出版社/メーカー: 山と渓谷社
  • 発売日: 1998/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
◆「山で死なないために」  朝日文庫 武田文男 (著) :山をめぐる状況が様変わりしている。若者の山離れはますます進み、主役はいま、健康と生きがいを求める中高年層や女性だ。それだけに、一層の安全対策が望まれるが、現実は逆。荒れ果てた登山道、不十分な道標整備に加え、登山道がゴルフ場に化けるなど、環境破壊も進む。山で(そして山が)死なないためにどうすればいいのか。山登り40年の著者ならではの、説得力あふれる現場報告。 1987年18年前の著書である。いかにも朝日的なペシミティックな切り口。たしかに状況は変わらぬ。多少の改善はあるが遅々とした感がある。1 登山界のいま 機械力と山の感動 リングワンデリング(輪形彷徨) 錯覚 人為的 登山には危険がつねにつきまとう  さらに無理をしがち! ファミリー登山の甘え 管理化強化と甘え 訴訟 神経過敏 危険は皆で分け合うものなのにという空気がむかしあったが聖域でなくなった  登山は冒険でなくスポーツ 国立登山スキー学校 ガイド育成で消極的な警告だけでなく積極的な安全確保策を 保険の拡充 山男を教師に 山小屋の発想転換の必要(つめこみが当たり前と思ってほしくない) 静かな登山を  2 遭難現場から 冬山の恐さ 撤退する勇気 下山中安全地帯一歩手前の事故が多い 引率教師の刑事責任 事故報告書 3 遭難と人間 ガイドは死んでもお客は・・・ 雪崩地図 4 ヒマラヤ登山と遭難 トレッキング=ゆっくりした旅 せかせか歩くと高山病にやられる 普段ろくに歩いていない人はへばるから、危険な旅として客の選別を 5 山々と人間たち 山岳部の暴力体質 戦後の軍隊帰り 登山競争 マナー採点 崩壊 森林の荒廃 雷鳥 お花畑 武甲山 6 スキーブームのなかで 農村の変化 白馬 ブームに乗って急ぎすぎた 人工雪崩 歩くスキー 山スキー ⇒よほどの遭難でない限り報道されなくなった 遭難美化? 恐ろしさと尊さ 歩く道に力を入れる時代(中島喜代志氏) 「山死なないために」
山で死なないために

山で死なないために

  • 作者: 武田 文男
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞社
  • 発売日: 1990/10
  • メディア: 文庫

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