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低血圧 「道元日々の生き方」 [本のこと]

◇もう9月も終わり。明日からは稲刈りに出かける。本ブログも2月から150記事!200日くらいで150かな。1日のアクセス数も何十と、けっこうコンスタントにいただいている。◇ところで、夏過ぎて最近、低血圧なんではないかと思う(ふつうは梅雨時から夏には発症しやすいらしいが)。むかしひどかったときに買った血圧計だと100のちょっと上を推移している。これといった治療はないらしいが 気分よくない。改善法といえば、なるべく朝型生活にして。目覚めのシャワー、規則正しい・バランスのとれた食事、鉄分の多い食事(レバー・うなぎ・かつお・牡蠣)なんだそうで、一昨日レバーを食べ損ねたのが悔やまれる。しかし、何より適度な運動が必要のようで、週末に偏った過激な運動していることについてはどこかでバランスをとらないようにしないといけないとは自覚しているんであるが。家でできるストレッチ・体操や散歩ですね。なかなか平易に暮らすのもたいへんだ。

◆「道元日々の生き方」 佐藤達全著  2001年 第1章 道元の生涯と日常の教え(修行と日常生活 誕生から出家 中国における修行 ほか) 飽食の時代 成人病 本来の仏性への目覚めとそれにふさわしい生き方 食べ方と心のあり方 毎日の一挙手一投足 「自覚の宗教」 第2章 典座教訓(調理の意義 典座の仕事の実際 調理の精神 ほか)  文字とは何か 修行とは何か、知的な面だけでなく台所仕事を人格形成のための修業とする 文字の上から真理を追究するのでなく、真理の世界から文字を見ることも忘れてはならない。自分のことでさえ本当はどんな人間かわからないのに他人がどんな人間かわからない。修業僧は優劣ではなく人格完成を目指しているという一点において価値がある。 3つの心構え 対立や執着を離れて大心を持つ。第3章 赴粥飯法(食とは何か 食堂(僧堂)への入り方 食器の並べ方 ほか) 食とは何か あらゆるものの中には法性があるから食にも真如がある。第4章 衆寮箴規  ⇒道元禅師が伝えたかったことは、作法やマナーよりも、人間の生き方ではないだろうか。食・人との関わり方(配慮・感謝)の根本。エネルギーの活用まで。

道元・日々の生きかた―典座教訓・赴粥飯法・衆寮箴規

道元・日々の生きかた―典座教訓・赴粥飯法・衆寮箴規

  • 作者: 佐藤 達全
  • 出版社/メーカー: 大法輪閣
  • 発売日: 2001/12
  • メディア: 単行本

◆「観音経入門」 松原泰道 (著) 1970年 古くて新しい! 一部 今日の愛と勇気と知恵 観る音・音を観る。 自身の大きないのちを観る。蝿の音さえ(宮城道雄) 献花・供養・回向は生者のために。なぜ?全てが始まる。自殺か再起か(カミュ) 諸法と実在=現実と理想を調和させることが妙法蓮華経 観音(自身にある)の理念は慈悲と知恵 巡礼は古人の知恵 七難・三毒・二求(師友) 足るを知る 苦悩の解決は自己規制 二部 もう一人の自分の発見 諸仏が合掌して人間性の開発を願って拝む宗教 七難 火難:怒り・火宅・瞋恚、水難 愛欲の大海、縁起 薄氷を踏む思いで足元を見て高峰を極める 盗難 王難 仏凡同居 自分の中のもう一人の自分 三毒 貪 瞋(じん) 痴(知恵の曇り) 鬼難(怨み・中傷) 感応道交 腹は立てるが怒らない(白隠)~念波観音力 風難(急ぐこと 焦ること) 座って自分を見る時間 スローに 忍耐とは待つこと・考えること「忍ぶことはさらによし」(シッダルタ ヘッセ) 「そこが地獄だ!」(白隠) 思惟とは深く考えること 餓鬼とは永遠の欲求不満 足ることを知らない心情 飢餓仏 運命に作られつつ作っていく 悲しくて楽しい  畜生とは悪業を作り愚痴の多いものが死後に生まれるもの(源信 往生要集) 自分を抑制できない恥じらいと悲しみを持ちつつも念じ続ければ消える(以漸悉令滅)。 私とはこだわる何もない「空じられた存在」 止悪修善 爾時(このとき 私自身)    観音経入門―もう一人の自分の発見

観音経入門―もう一人の自分の発見

  • 作者: 松原 泰道
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 1972/08

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