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アルプス スイス ② (2004/9/24-9/27) [うちゆう宇宙の旅]

・日本を出てから2日目、朝のチューリヒ空港に降り立つ。ベルンに向かう列車に乗車するとき、やはり一人の日本人男性がいたので話しかけると、アフリカのキリマンジャロに登って今回はスイスなんだそうだ。クアラであった別の人は北米のマッキンリーに登ったことがあるとか。まったく海外(個人)登山も一般的なものだと驚かされる。

・駅のキオスクのようなところに朝食でも買おうと入ったのだが、おにぎり・サンドイッチがないのは仕方ないにして、700円で水とビスケットしか買えなかった。物価がきびしい。車窓から見えるスイスの風土は雨上がりの後の陽射しも手伝って、芝の緑など緑がとてもきれい。車も人も少なそうで伸びやかだった。列車の乗り心地も車両が大きく頑丈そうで広々としていてかつ揺れないでよい。インターラーケンを過ぎてグリンデンワルドに到着して宿を見つけ、とりあえず外に出てみる。上のほうはガスに覆われているが、正面のヴィッターホルンの大岩壁が凄くて何度も見返す。

次の日から2日間は雪、何の展望もないのに寒い中歩き回っていると、9月なのに俺はなぜこんなことをしているのか思ってしまった。牛に行く手を阻まれたり、一本はしごを数十メートル這い上がって氷河を見たりした。滝が町に数百メートル落ちるヴェンゲンはロードオブザリングの世界かと思うほど素晴らしいところだった。グリーグがかのペールギュントを作曲したところらしい。

 

・最終日、晴れなかったら交通費(約7千円)払うのがもったいないので登らずに移動しようと決めていたのだが、晴れた!勇躍、ユングラユッホの展望駅に登って、有名な大展望を満喫して下山し、ツェルマットに移動。スイスは、観光立国としてだろうが、交通・宿泊などのシステムが淀みなくスムーズに運営されている印象。さらに、人を大人扱いするシステムが心地よい。日本の車内放送一つとってもそうだが、社会がおせっかいすぎるんである。


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