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貧乏、 能生 権現岳-鉾ケ岳 [山のこと]

◇昨日は録りためていた映画を3本も見てしまいました。「泥の河」「阿弥陀堂だより」「楢山節考」です。共通点は「貧乏」。ニューギニアで久しぶりに(失礼な言い方に聞こえてしまうかもしれませんが)きわめて貧乏を目の当たりにしました。彼らにとって 私たちがふだん何気に使っている「通貨」はとてつもない価値を持つもののようでした。日本でもつい最近まで農村を中心として貧乏だったようですが、ほんとうの貧乏は「無知と合わさって、おぞましいほどの争い・偏見を生み、因習・掟で人間を縛って暗部に落とし込む恐怖を持ち合わせていましたが、いっぽう、物質的な作為を余計に当てにしない分、自然を背景にした死生観により精神的な健康を維持できていた」とのことようです。阿弥陀~でも「質素なものばかり食べていたのが長寿につながったのだとしたら、それは、お金がなかったからできたことなのです。貧乏は有難いことです。」とも言っています。貧しい poor という言葉には区別が必要ですね。

 阿弥陀堂だより 特別版

楢山節考

楢山節考

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2002/07/21
  • メディア: DVD

◇先週末は新潟へ。行きに野尻湖のピザ屋を紹介して寄って昼食しました。今年は昨年とはまたちがう棚田を貸してもらいました。秋の収量は多く見込まれます。海が遠望できて、海風が吹き上げる気持ちのいいところで、BWにもけっこういい! 5月にすでに田植えはしてありましたので、今回は草取りです。去年悪戦苦闘した「こより」とは違う種類で稲と抜き間違うことはありませんでしたが、田んぼに水が十分でないところは草が乾燥して抜きづらく、けっこう労力を要します。途中、地元の方に錦鯉の養殖場などを見せていただきながら、夕方、陽の沈むまで働き、温泉、食事。でも、お酒を少し飲んだら、ニューギニアの疲れもあってか、すぐに寝てしまいました。ただ、翌朝は4時に起床。昨年からの課題であった権現岳に登山しました。登りの半分をロープを頼りに身体を引き上げるというようなハードなものでしたが、意外に早く登れたので鉾ケ岳まで足を延ばし、溝尾というところに下りつきました。その日は8時前には帰宅できました。

 金冠から権現岳を遠望


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