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続 ニューギニア:カーゴ, 水木しげる [話しておきたい]

◇WCグループリーグ3戦1分2敗=早期敗退ショック!もあって、今週は疲れてよく寝ました。急に蒸し暑くなったから? 歯のインプラント治療費が数十万円かかることになったから? どうもニューギニアについて消化するには時間がかかっていたような感じです。(夕方、瞑想したら少しすっきり) * ニューギニアの人の、ちょっとショックなほどの人の良さを目の当たりにして、少し気が付いたことがあります。日本人の資質を考えるときに、その仲良さ・人のよさ・お人よしさ・能天気さ・幼稚さが。あまり朝鮮人・アイヌ人・縄文人のルーツからは結びつかなかったのですが、ひょっとしてあちらの南方系の特質ではないではないかと。規範的なものとは対極的な、だらだらとしたまったりとした、それでいて居心地の良い、しかしどこか達観しているような・・・ 日本人の性根の奥底にそんな諦念は横たわってはいまいか。

 ホテルの装飾

◇ ニューギニアのMount Hagen 地方空港の待合室は、ただでさえ、冷房がなくて窓も開いていなくて熱気がこもっていたのですが、折り返し出発となる飛行機が着陸するとどんどん増えてきていた 乗客と見送客の熱気が最高潮になり、通常では理解しがたい大きな力に気圧されて、はぁはぁ、と ほとんど酸欠状態になりました。ポートモレスビーに戻って現地の日本人に聞くところによると、これが「カーゴ(積み荷)信仰」(飛行機・積み荷を神とみなす)の名残なんだそうです。百聞は一見(一体験)に如かず。さらに地方・田舎の空港に行くともっと熱狂がすごいんだそうです。 

 ホテルの写真1

 ◇昨日、水木しげるさんのニューギニア紀行の録画を見ました。北方大河沿いに精霊を求めて溯るのです。河奥にひそむ精霊について、水木氏のスケッチと霊感の強い村人のイメージがワニに重なります。祭事に、鳥をイメージした彼らの全身へのペインティングはそうして自然なものを衣装にしてに少しでも精霊に近づこうとするのだそうです。夜中音楽を演奏し、精霊の到来を感じて陶酔して朝方にお帰りいただきます。彼らはいつも腹6分目で、果たしてあまり食べませんが、水木氏によると、そのくらいが「妖怪感度」がいいのではないかということだそうです。

 ホテルの写真2


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