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「知らんとこ旅情」雨月物語 [尺八のこと]

◇自宅でも朝夕は涼しくなってきました。今日で8月も終わり、1年の2/3が過ぎてしまいました。いい年だったといえるように、もう1/3は整理してまとめ上げて行きたいと思います。

◇火曜日は朝食にシナモントーストを試した後、来月に行ってくるネパールの研究を。夕方には女房と待ち合わせて、引っ越した「雪見夜」に行って食事をしました。チヂミが大きくなったかも。ビビン麺千円は辛くて量も多くて美味いがたいへん。水曜日は新宿へ行った後錦糸町で森先生にレッスンしていただいた。最近まで知らなかったので「知らんとこ旅情(知床旅情)」。ダジャレの切れといい伝え聞く打たれ強さといい、もちろん尺八の演奏といい、為になります。「ざーんげの値打ちもないけれど~~」もいい曲です。夜は神奈川のガイド仲間、北極帰りの かみむらさん、ダンナに会いに行く こばやしさんら 5人で、焼き鳥の美味しい茅ヶ崎の「升源」にて交流会をし、その後カラオケにもいって久しぶりにカラ尺もしました。ざーんげの~」

◇今朝はBSで録画していた雨月物語を見ました。中世の日本では幽霊がふつうに存在していたかのようでした。今のようにメディアがなかったときには、人々は五感をするどくして日々を過ごすしていたのでしょう。

雨月物語

雨月物語

  • 出版社/メーカー: 大映  〇京マチ子 田中絹代がきれい。

そんな事情は洋の東西で、まして古代では如何だったろう・・・ 山折哲雄氏の「神秘体験」を読んでみました。神秘体験についてのさまざまな事例が紹介されています。ただ、個々の掘り下げがいまいちのようです。さすがの氏でも分野の膨大さに手に負いきれないということでしょうか .

神秘体験

神秘体験

  • 作者: 山折 哲雄 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1989/04 メディア
  •  〇高山病は「創造的な病い」 砂漠とか極地 睡眠不足と関連か。東西で睡眠の中断という修行も 断眠の中の瞑想で夢と現実が交代してその境界線が融けはじめる。往生に関するテキスト 源信「往生要集」。臨死時のホスピスのさきがけ 景戒「日本霊異記」。グノーシスとヘルメス思想 女性神秘家 ビンゲンのヒルデガルド、マグデブルグのメヒティルド。異端者エックハルト 自己の中に神の子が出現して自我は根本的に滅却する。そしてその奥は「無」。インド ラーマーヌジャ 個我はバクティ(神への信愛)によって解脱する。 密教の大日経・金剛頂経の2つのマンダラ 理趣経の大楽・適悦。ベネデッタの神秘的結婚。活仏トルンパ。エクスタシー(解脱・法悦)とカタルシス。排泄=下降、上昇のエネルギー 脱魂=「シャーマニズム」(エリアーデ) 身体 クンダリニー(日の上昇) 心身訓練 性エネルギーの昇華と解放。 音 日蓮宗太鼓 オームとアーメン。 キノコ 生と死を媒介  ソーマ シラカバ ベニテングダケ カスタネダ。 死生観 首。

どうも、瞑想~頭の訓練のほかに、身体をともなっていかなくてはならないようです。「煩わしい」日常・人間関係でとらわれやすいから心して、、山の歩き方にも応用できないでしょうか。

古武術で蘇えるカラダ―写真と図解実践!今すぐできる

古武術で蘇えるカラダ―写真と図解実践!今すぐできる

  • 作者: 甲野 善紀 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2003/07 メディア: 単行本 積極的に不安定を作り出し、使いこなす。安定でも不安定でもない非安定を維持する。

そして、その身体を維持するための食事の重要性。健康法やサプリメントより先に、平凡な食品の価値を見直したしみたほうがようです。

食べるクスリ

食べるクスリ

  • 作者: ジーン カーパー 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
  • 発売日: 1997/04 メディア: 文庫 〇
禅的生活

禅的生活

  • 作者: 玄侑 宗久 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2003/12/09   〇 著者は僧。悟りや修行について易しくつづっていてくれているのでありがたいです。軟弱といった批判もあるようですが、今日的な科学知識からの見方も交えて、今の自分にはとても分かりやすかったです。
登山の誕生―人はなぜ山に登るようになったのか

登山の誕生―人はなぜ山に登るようになったのか

  • 作者: 小泉 武栄 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2001/06 メディア: 新書 〇日本と中国・インド、西洋のアルピニズムを対比させて変遷を追っていますが、サブタイトル「人はなぜ・・・」の核心には(私の期待ほど)迫りきれていないようでした。現代の登山ブームへの分析は かなり的確です。

 

人の話の聞き方入門―聞かないあなたはホントに手遅れ

人の話の聞き方入門―聞かないあなたはホントに手遅れ

  • 作者: 三遊亭 円窓 出版社/メーカー: 日本語学研究所
  • 発売日: 2003/05 メディア: 単行本 〇いま、噺家に興味深々です。全員が聞くという状況になくても「聞いてくれる人」を探して話しましょう。声。いつまでも緊張して。イエスマンでないノーマンを集めて聞くらいの度量。話を聞くと信頼される(無視されると悲しい)。心を込めて相槌。話しての人間性に興味を持つ。

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