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唐松岳 五竜岳 [山のこと]

◇週末は唐松岳から五竜岳に行ってきました。山小屋と高速はたいへん混雑して難渋しましたが、 天気にもまずまず恵まれて白馬から剣,槍ヶ岳まで展望できてよかったです。ただ、前回の北アルプスから中1週間ほどでしたが、風は冷たく、朝夕も冷えてきて肌に気持ちよいです。トップシーズンを外れたとはいえ、まだまだいい季節なのですね。

 八方尾根から不帰~白馬

八方池まで蛇紋岩で滑りやすくなっていました。アルカリ性のこの岩は、至仏山・谷川岳・早池峰・近くでは白馬岳などで独特の植生を生みます。「蛇紋岩植物」といわれるそうです。ただ、風化作用を受けやすく、もろくて崩れやすい性質があるので面面が滑りやすく、強い鏡の様な光沢(鏡面反射)が形成されることもあり、雨などで湿るとさらに滑りやすくなります。

 

  五竜っ

唐松を越えると、急峻な岩場を降り、五竜が迫ってきます。間近の五竜山荘よりも途中の大黒岳くらいからのほうがかっこうよく見えるようです。その後ろに控える鹿島槍もなかなかのものです。稜線は夏の花と秋の花が咲き乱れていて、シモツケソウ・カライトソウ・タカネマツムシソウの赤紫や、ミヤマリンドウ・トリカブトの紫がきれいでした。ショウマ・シオガマ・カラマツソウも多くあり、コマクサの群生もありました。アザミやウスユキソウには独自種があるようです。ガスってからは雷鳥、谷下に猿の親子連れも見られました。

 遠見尾根から振り返る

帰ってきて精算してみるとなんと2万円弱の不足金発生~ 結婚式や演奏会など、いろいろ義理を欠いて出かけた仕事なので報いを受けたのでしょうか。しょんぼりです。

◇山行前日、新宿でひまだったので「末広亭」に落語を観にいってみました。昼の部は12時から16時半まです。そして、これは面白い!こんな世界もあったのかとびっくりしました。皆さんにも是非オススメです。演者さんも「ゆっくり遊んでいってください」と長居を勧めてくれます。僕は翌日仕事なので夕方で帰りましたが、なんと今は入れ替えなしで21時まで居られるようです。前半分くらいはつまらないんだろうなと思っていたら、古典落語も含めて皆さん面白いです。年配の方もたくさん出てきて落語界の裾野の広さを思います。「どんどん」「なにしろ」「絶好の機会」「ようこそ手ぶらで」「驚くべきことに」「常識!」などなど刺激的な単語を上手に使われます。言葉の演芸・芸術?なんだなと、語彙も豊か!、と感心しました。昨日見た笑点はあいかわらず毒々しすぎて少々引きましたが。バスの中でのトークにも参考になります。直前にドリフのDVDも見たりしましたが笑いの安っぽさ不変さがけっこう似ています。寄席にはちょっと通ってみようかなとも思います。寄席ばいいのに!?


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