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裏剱・仙人池=黒部峡谷 [山のこと]

さあ秋山!ということで、ひさしぶりのヘビーな山仕事にそなえて月末は近くにトレーニングしに行きました。オーベーペースで歩いて体を慣らそうと思ったのですが、山の中ではいろいろな木々に、いつのまにか説明のプレートがついていて自然観察が楽しんでしまいました。そして出発前日は新宿のカプセルホテルをとって(露天風呂がいい)、高校の近くに移動して、山岳部の記念誌に関わった方たちと恩師を囲んで焼酎を楽しみました。皆さんのように仕事の後にこうした時間を楽しめればいいのですが、それは休日稼業の身なので理解しなければなりません。

◇土曜日から裏剣・仙人池へ。先ずは扇沢からアルペンルートで室堂へ。高速道路は空いていたのですが、現地は大混雑。 外国人、とくに中国人の観光客がとても多くて 天気も良かったせいか、室堂から地獄谷まで観光客とたくさん行き交いました。

  雷鳥平に向かってやっと静かに

◇2日目からは天気が下り坂(泣)。剣沢はまだたくさん雪が残っていて、アイゼンなし・・・で通過できました。真砂沢から二股から急坂を仙人峠に上がって秘境的な雰囲気の池ノ平・平の池を往復しました。小屋に入ってから本格的に雨が降り出し、朝まで大雨になりました。小屋は今年最多の大混雑で、個室のご夫婦の部屋になんとか入れてもらい布団で寝ることができました。翌朝は名物のおばあさんにもお会いできました。お元気そうで何よりです。

 剣も秋景色

 裏剣! 三の窓チンネ

◇次の日は、1本目の休憩の手前でなんと自分が転倒してしまい、顔面を強打してしまいました。痛かったというより情けない!お客さんにも転倒・高山病・頭痛・捻挫など次々に発生し、他のグループでは捻挫と脳梗塞でヘリが救助されました。下りが長いというだけで、そんなに厳しい山の印象はなかったのですが、注意・緊張を要する時間が長いからでしょうか、シビアな山歩きでした。阿曽原では来年引退の話もある、すがわらさんの歩き方講座も盛況でした。夜は露天風呂につかってスタッフが集まって談笑。最後の日は200-300mの崖を際どく歩く水平道を歩いて黒部峡谷・欅平・宇奈月に抜けて、温泉で締めて宇奈月ビールで無事を祝って乾杯。小松空港から帰京しました。

 奥鐘山 志合谷の雪崩では5階建ての建物が吹き飛ばされて朝鮮人労働者を含む80人余りが犠牲になったという。

◇水曜日は昼からかなりぐっすり寝ました。体力的にも風邪をひいてしまったり、けっこう疲弊しました。夜になって這い起きて、やっとフェアトレード団体が作ったレシピでマサラカレーを作りました。昨日は新宿から錦糸町で森先生のレッスン。ひさしぶりに他の受講生がいらっしゃいました。地上の星・じょんがら女節・面影を教授いただきましたが、思い出して吹いたGメン75のテーマもよかったです!*昼、新宿のツアー会社社長から「競業ダメ」のダメ出しされたため(やっていいか一応相談していた)、夕方、神保町でせっかく さいゆう社にお会いいただいたのにそちらでは働けなくなりました(それなら、もっと仕事量を保証してほしいところですけど、、、期待しましょう)・・・その夜と今日は、女房の薦めがあって、病院に行って打撲について検査を受けました。脳外科・耳鼻科・歯科を受信しましたがいずれもなんとか大丈夫そうです。ぶつけた岩が平たい岩だったからいいものの、少しでも出っ張っていたらと思うと恐いです。助かりました。おみやげに買ってきた黒墨ホタルイカが美味しいです。そういえば今回3泊した山小屋のご飯は、どこも美味しかったです。あんな厳しい山奥なのに、頭が下がります。

 北アはもうオフシーズンへ


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