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新潟能生稲刈り 霧ケ峰=美ケ原 [山のこと]

◇週末は今年2回目の新潟・能生を起点に5日ほどぶらぶらしてきました。。稲刈りは終わっていたのですが、畦道などに生えている草をきれいにしておくということで 草刈機をかけました。今年はあまりお手伝いできず、一部の人に労働が偏ってしまい、来年はやらないかもしれませんということになってしまっているようです。米作り以外のことは続けられるようですが。そして温泉入浴・夕食後に近くで開催された高橋竹山(2代目)さんのホームコンサートにでかけました。初代の力強い神域の演奏は映像などで拝見したりCDで聴いたことがあります。2代目の演奏は凛としてしなやかな演奏で、唄声も艶のあるいいお声でした。交流会にも参加して言葉を交わさせていただき、酔った勢いで尺八で風雪・津軽平野と2曲ほど披露させていただきましたが、「古典はやらないの?」と悲しげにされてしまいました。

 あー、ちゃんとじょんがら節をやっておくんだった。

◇次の日は西飛山の奥にムカゴ取りや滝見に出かけ、それから下って島道の奴奈川姫の産所を探検しました。「むかし大国主神が越の国の頚城(くびき)郡に来たとき、この土地を「国中の日高見(ひだかみ)の国なり」といひ、土地の奴奈川姫の神と結婚した。姫は居多(こた)の浜の西の躬論山(今の岩戸山)で、健御名方(たけみなかた)神(諏訪の神)を生んだといふ」(斐太神社由緒)。NHKが取材に来るとのことで掃除に見えられていてちょうどその場にいらした80歳のご老人にうかがいました。その午後、諏訪SAで降ろしてもらい、うまく諏訪湖周遊バスに乗って温泉付きYHへ宿泊。そして翌朝は自転車を借りてその健御名方を祀る諏訪大社秋宮をお参りしました。諏訪(霧ケ峰)はやはり縄文時代に黒曜石の産地で、その辺りに神々の伝説を解く鍵がありそうです。バスで霧ケ峰のビジターセンターに上がって職員の方と話をすると「三内丸山遺跡」の本を持ち出してくれて、産出地や加工地など一帯の黒曜石産出の状況などについて詳しく話をしていただきました。

  翡翠の産出と関係があったとか

◇さて、それからは山歩きを楽しもうと、先ず車山に登りました。蓼科山から八ヶ岳、富士山、南ア、中ア、北アなど、今まで見たことがないアングルで展望が楽しめました。それからぐるっと尾根筋をまわって八島湿原へ出て、鎌倉時代の遺構の旧御射山遺跡を眺めて、「鷲ヶ峰ひゅって」に宿泊。とても雰囲気の楽しめる面白い山小屋で、夕食はオーナーシェフのフランス料理コースをいただくことになりました。

  鎌倉時代のオリンピック?

翌日は6時の日の出と共に歩き始め、黄金色に染まる山腹のカラマツを楽しみながら 旧中仙道の通る和田峠・扉峠を経て、約6時間で茶臼山・美ヶ原に至りました。

  蓼科山の横から日の出6時

 午後になっても快晴 北ア

山本小屋に入ると「今どき縦走する人は少ないんだよ」と意外に感心されました。ふる里館で岩魚の天ぷら定食をいただき、戻って小屋の展望風呂に入りました。夕方、待ち合わせをしていた女房が上がってきて、夕食はいっしょにジンギスカンを楽しみました。肉厚の馬肉や地のキノコ・大きいマツタケの茶碗蒸しがついて満腹になりました。そして昨日は、王ケ頭に登って頂上のホテルでお茶をした後、下の美術館を散策し、和田峠でキノコ汁をお腹に入れて、上諏訪に送ってもらい、JRあずさで帰宅しました。秋深まる新潟・信州を静かに満喫しました、ふー。 

 王ケ頭から松本を見下ろす

  窓の外に怪しげな猫人

 


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