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北ア:水晶岳 鷲羽岳 黒部五郎岳 薬師岳 野口五郎はゴロゴロゴロ [山のこと]

◇週末から北アルプスに行ってきました。お盆休みで混雑が心配されましたが、小屋が混んでいたほかは(三俣小屋では宿泊者240名に布団が80枚!)、さすがに最奥の山域だったので、槍ヶ岳や白馬岳のような狂騒かげんではなくてよかったです。黒部源流はこれまで何度も来たことがありますが、とても爽やかでいいところなので一夏に一回は訪れたいものです。 下山後は温泉に入って飛行機で快適帰宅。

 月世界のような野口五郎稜線

聞いた話、歌手の野口五郎さんは、その芸名を事務所から野口五郎か黒部五郎から選びなさいと言われて標高が高い方の野口五郎を選んだとのことです(水木なんとか、という話もある)。個人的に私鉄沿線は大好きです。それから小屋の方の話ですが、実際に野口五郎さんは野口五郎岳にヘリコプターで来たのですが、強風のためどうしても着地できずそのままお帰りになったとのことでした。へぇ~。

 裏銀座稜線から水晶の雪渓

さすが北アルプス、やはり初心者さん登山者が多いでしょうか。夕方5時6時過ぎに到着するようなあぶなっかしい方々が多いです。むかしに比べて天気の予測がしにくく、一日の中でもめまぐるしく変わりやすいので余計に素早く行動できないと危ないと思うのですが(天気を見切ってそうしていたらいいのですがそうでもなさそうなので)。

 背が高く元気なチングルマ

三俣の巻き道には大きな雪渓もまだ残っていました。他にもハクサンイチゲ・ヤマギキョウ・キンボウゲ・ミヤマリンドウ・ハクサンコザクラコ・イワカガミ・キスゲ・シオガマ・ハクサンフウロ・コケモモなどなど、爽やかな風が吹くなかで、たくさん花を見ることができました。

 カールく黒部五郎 ゴロゴロ

深田久弥氏の百名山によるとこのカールは「蒼い大伽藍」なのだそうです。「やっほー」をかけるとなんとも言えずいい反響をしました。お花畑の中を雪渓から冷たい沢水が流れる、静かな北アルプスの奥座敷です。楽しくて楽しくてあっという間に山も登れてしまいます。

 薬師岳から、北方、剣 立山方面

太朗平からの下りの途中の休憩で、ガイド検定で一緒だったT田さん(クラツーさんツアーを引率)と偶然に会いました。長く暑いのぼりをTOPで汗かいて歩いていました。がんばってるなぁ~。今回は、今年4-7月の雨の祟られ方がうそのように天候に恵まれて、久しぶりに家を出てから帰るまで一度も雨具を使わずに済みました。お客さんも★5つの、歩ける方に絞られた山行だったのでとにかく順調。追いこし多数回。抜くたびに「大勢なのにすごいなぁ~」の声をかけられました。こんな山行ばかりだといいなあ~。


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