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夫婦でネパール① プーンヒル [山のこと]

◇3度目のネパールへ。過去2回はバックバックででしたが、今回はツアー会社提携の現地代理店を紹介してもらい、そちらのプラカシュさんにとても親切にしていただいたので、フルアテンドのエグゼ旅行となりました。約2週間。資力・体力的にはもう1週間いられたかもしれませんが、いいお年なのでこのくらいが適当だったでしょう。それにしても、カトマンズは一言で言うと「CONFUSION」。最後に訪れたのは18年前になりますが、車やバイクや人は2~3倍は増えたのに、町のサイズ・インフラはそのままで、むしろスモッグと混雑・渋滞・停電が増えている。加えて暑さ・汚さ・土砂崩れによる道路寸断・マオイストの扇動するストライキで、もうめちゃくちゃです。 もともと混乱の地だったのでしょうが、2001年の例の事件以後ますます混迷を深めているようです。

 タメルからひと登り、スワヤンブナード

◇前半2日、後半5日のトレッキングを楽しみました。山の中は静かで素朴で休まりました。前半、一人で向かったゴサインクンド(ヒンズー教の聖地でもある)はあいにく雨で、1日で3800m地点にまで上りあがったのですが中断して帰ってきてしまいましたが、代理店にガイドポーターをアレンジしてもらって、女房を連れて後半行ったプーンヒルはよく晴れて楽しみました。人気コースですがハイシーズン前の雨季の終わりでどこもとても空いていて、1日4-7時間ほどの歩行の後(昼休みは1時間以上取ります)、午後は早くからフリータイムとなり、ボーットしたり本を読んだり「静けさ QUIETNESS」を楽しみました。日の出と共に起き、暗くなったら食べて寝るというリズムは、スペイン巡礼のときを思い出して心地よかったです。ガイドKさん・ポーターNさんとも一座を組んだようで5日間とても楽しみました。最後、ゴール近くのナヤプルにたどり着いたときに待ち受けていたマオイストに入域料を徴収されました。

 日本ではどんどん減っている、段々畑

◇人々はとにかく貧しいです(平均月収2000円くらい)。でも今回は20年前とは違ってそうしたことばかりだけでは見ていられません。人々は(いろいろあるんでしょうが)助け合い、譲り合い、優しく、そしてしたたかに見えます。笑顔が素敵で、気持ちのよさを感じました。社会秩序やルールのしっかりしてシステマティックな日本も、それはそれでたいしたものなのですが、いったい何がどういいのか考えてしまいます。例えば、小さなレストランでいくら料理が遅くても、真面目で人の良さそうなウェイターに大事にしてもらって いくどか通いました。なんてことはありません。帰国後餃子の王将に行ったら 急いで作られたものをサービスされて、追い出されたような気さえしました。

◇後半のトレッキングの後、古着を寄付しにポカラ郊外のチベット難民キャンプに立ち寄りました。トレッキング山中・市内(ボダナヤート)などと、ネパール人に負けずチベット人も頑張っているようでなによりでした。

 アンナプルナS ・マチャプチャレ


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