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「「演歌」のススメ」 [尺八のこと]

◇今日はひさしぶりに、森先生、尺八・演歌党のレッスンに。1ヶ月ぶり→ブランク永井。楽しかった。◇DVDで録画していた「名曲の時間です」テレ東で「さゆり演歌」を見た。若い女性も熱唱するさゆり演歌。初っ端、津軽海峡~天城越えの連唱に圧倒される。「(戻れなくても)もういいの」のときの手のひらひらや、凄みある見得切りといい、さゆりさん、歌舞伎役者か? ナレーションの徳光さん・・・が、がんばって!
日吉ミミ・藤圭子もいい。藤あや子さん、相手が悪かった。がんばれ。以前、演歌なんてダサいと思っていたヨ。10年ほど前の紅白で北島三郎の「帰ろかな」で目が覚めた。今はやっと心に沁みるようになってきたが、そういう年なのかな。

◆「「演歌」のススメ」 藍川 由美 (著 声楽家) 2002年 ◎ 実は青森に持っていたっりして8月初めに読んでいたのだが内容詳細を今一度吟味していたが難しくてあきらめた。:日本人のクラシック音楽コンプレックスを嗤う!日本にも少数ながら日本人の美意識と伝統を基に、西洋音楽至上主義と闘ってきた詩人や作曲家がいた──日本の歌を感動的に再評価。~古賀政男、中山晋平、本居長世、野口雨情ら。序章 ハンガリー音楽に似ている!? 古賀メロディーのジプシー短音階から古来のヨナ抜き短音階への傾斜。日本の音楽は1000年前に来た仏教の声明の影響を受け、和音に重きが置かれず単旋律に装飾をつける形で発達した。コブシが多用されるユリ・ソリ・スカシ・マワスは声明の旋律。西洋の概念を追って日本人の情操と表現がない!荻原朔太郎の喝破。第1章 伝説好きの日本人 松井須磨子「悪女伝説」三浦環「世界のプリマ伝説」童謡ブーム伝説 山田耕筰 まず自筆譜にあたること!野口雨情「七つの子伝説」北原白秋 宮沢賢治 イエズス会フロイス、オルガン合奏つき多声音楽ミサ曲による改宗戦略も、日本人の合唱より斉唱を好む傾向 歌おらしょ 吉川英史「単音音楽にはその意義と価値が」 金田一「七音が五音より優れている」の? 東アジアでは文明社会ではハーモニーを切り捨て。 第2章 日本の音階とリズム 東西二洋の音楽取調 音楽のインド発祥 ヨナ抜き音階は特に伝統的でない。むしろ発声法・こぶし・リズム感に演歌のふるさとがある。明治以来の独奏曲より管弦楽・オーケストラ尊びの傾向。純正律・十二平均率律音感の問題 宮城道雄と本居長世、日本の音階 雑誌「赤い鳥」童謡運動 船頭小唄のヨナ抜き音階は昭和の演歌に受け継がれていく。長世は西洋の短調と日本の陰旋の共通項に着目 十五夜お月さん 七つの子  野口雨情とのコンビ 陽旋では二六抜き音階 ウラルアルタイ語? ハンガリー トルコ  ラドレミソ音階の帯 「童謡作曲法」(Fは桃色)・陰陽五行 民謡と万葉集あづまうた・わざうた 人買船  踊るべきもの 中山晋平 ピョンコ節 はずみをつけた2/4拍子 明治以降の音楽教育においては楽譜どおりの演奏が要求されるようになり、日本人が伝統的なリズム感を失うことになった。擬音語 證 證 證城寺 ゲ ゲ ゲ、ゲゲゲのゲー 政府への反動が日本人の精神を掘り下げるきっかけとなったか。 第3章 「古賀メロ」解剖 古賀メロディーと仏教声明 小節 マンドリンによる和洋合奏 古賀メロディーの音階 東京音頭のヒット ジプシーの即興音楽 琉球 朝鮮 古賀メロディーのテンポとリズム ブルース・ジャズ 「日本音楽の性格」 ポリリトモーク(複律動)  楽器が歌の邪魔をせず生かすよう工夫(伴奏の中断)(無法松の一生) ハーモニーが足りないという批判。そして、和魂洋才のはずが和洋折衷に。 古賀とシュランメル音楽。に対して芸術至上・権威主義 自国の伝統文化 (沖縄音楽は受け入れるのに) 千年二千年で変わらない、民族的美観に適う音楽様式  美空ひばりとスカシ 地声・裏声。古賀メロディーには日本の音楽的伝統と世界規模の音楽連鎖が凝縮されている。「唱歌」「童謡」「新民謡」「歌謡曲」のスタイル・質の完成度・国際競争力!

「演歌」のススメ

「演歌」のススメ

  • 作者: 藍川 由美
  • 出版社/メーカー: 文芸春秋
  • 発売日: 2002/10
  • メディア: 新書

   


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リヴァプール優勝 神宮 尺八レッスン [尺八のこと]

◇ヨーロッパCL リヴァプール優勝!PK戦まで凄い試合だった。興味深いのは、試合前の両監督へのインタビューで、ミランのアンチェロッティ監督は「PK戦はどうしようもないときにやるもの。そうなったら戦術というより、メンタルの強さが必要になる」と知的に控えめに、一方、リヴァプールのベニテス監督が「PKは練習しない。PK戦の一番の問題はプレッシャーで、それは練習できるものじゃない」と強気に、PK戦について微妙に見解をくい違わせた。そして、実際、腹をくくっていたスペイン人監督のチームが0-3から同点に持ち込んだPK戦の激戦も押し切った。まぁ、勝てばなにかと筋道がつけたがられるのだけど、ポルトガルのモウリーニョといい、アラブと対してきたイベリアの獅子たちの血筋はかなり勝負師なんではないか。ミランは今季無冠は気の毒。しかし、アンチェロッティは魔の6分間というが、リヴァプール2点目のプレイのリスタートでも、ミランの選手がボールまわしの近くで悠々と靴紐締めてたぞ~

この2日は恒例の週中都内ツアー。◇火:仕事の後、新宿御苑をぶらついて読書、初めて入苑したけど広くて良い、外国人の方が多い、盛りのバラがきれい。その後、仲間とMINISTOP2階!で待ち合わせて、バッセンで五十嵐を打った後、満を持して神宮で交流戦・西武戦を観戦!のはずが、外野席に陣取った直後に突然の雷雨で中止に。しかもどっかの兄ちゃんから招待券を買って入場していたから払い戻し不能に・・・あぁ山では晴れ男だったのに・・・(昨日は、松坂と藤井のエース対決で、西武の中村・カブレラ・和田に一発が出て、西武が快勝だったらしい。特にどちらのファンでもないが、松坂の素晴らしいピッチングといい、野球の魅力大の試合ではなかったか。うらやますぃ~。) 信濃町の駅に出て皆(8人)で飲みへ。ちょうど店内でマグロの解体ショーをやっている日で美味しいマグロを腹いっぱいいただけた。これでイーブン=良しとするか!

◇水曜日の夜は千葉の実家泊。午前中は「いつ働く気になるの」などなど お小言をたくさんちょうだいして(親は心配だろうね)、それでもお互い元気を確かめてよかったかと。そうそう、母と初めて詩吟曲を死んだ祖父さん作の竹管で合わせようとしたが音程が合わなかった。試みはよかった。原曲を聞かないとわからんなぁ。午後は東京に出てドトールで一服して、尺八レッスン受講。木枯らし紋次郎かっくいい。ほかひばりのみだれ髪、潮来嫁さん、与作、ガール、スカボロフェアなどいい。その後、お大尽受講生 N村さんの奢りで、受講生みなで初飲み。なんと2人までが大学の先輩だったことがわかる。才女ハヅキさんも飲兵衛だったとは!呑む呑む。さすらいさんも親御さんが二本松の方!500円玉手品が冴える冴える。新しい発見は刺激的で、面白い飲みであった。帰りの電車で元の会社の人事にいた後輩君に声をかけられる。彼は子供もできたしマンションも買って奮闘中だ。元気そうだった。帰ると女房が職場の病院からまだ帰っていない(驚き!)。11時過ぎて帰ってきたが疲労が顔に出ていて気の毒。周りの人は皆もっと朝早く夜遅いのだとか!とうとう送り迎えでもするか。


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呪術師と私―ドン・ファンの教え」カスタネダ [尺八のこと]

今朝の湘南は風が吹きすさんでいるが昨日は無風の好い天気だった。さすらいさんがギターを持っていらしてセッション、茶色の小ビンや聖者の行進からコンドル・大きな古時計までPOPS系を。新管「悠」の調子も良くなかなかよい。計4時間!従前にやった曲もしっかりおさらいしないといけないのだけど、レッスンでやる曲、自分でやって悦に入る曲なども開拓していかねば。カントリーロード(Jデンバー)、グリーングリーン(唱歌)、Mais Que Nada(ボサノバ)はいまいち。Beat It(Mジャクソン)、あなた(HY)、わかれ歌(中島みゆき)、愛はかげろう(雅夢)がいい。バビル2世、ルパン3世愛のテーマ、キューティーハニー、ライディーンも元気になるラインでカラオケ尺八の疲れたころにやるとよい。後のドトールコーヒーが旨かった。

●「呪術師と私―ドン・ファンの教え」 カルロス・カスタネダ (著), 真崎 義博 (翻訳) 精神世界ブームの先駆けとなった本らしい。人類学者でもあるカスタネダが、メキシコのインディオの呪術師にインタビューし呪術の世界観を実践を通じて体得していく(6年の)過程が、もうひとつの世界の見方の紹介になっている。(参考Amazon レビュー) ◇S君との話の中で登場して、図書館の書庫にお蔵入りになっていたのを引っ張り出してもらったが、いや難しかった。訳出も英語?直訳という感じで読みにくい。「わしにとっては心のある道を旅することだけしかない、どんな道にせよ心のある未知をだ。そこをわしは旅する、そしてその端までたどり着くのが唯一価値あることなのだ。その道を目をみはって、目をみはって、息もせず旅していくのだ。」  ◇Jレノンが映画「イマジン」の中で家に彷徨いこんできた若者に「ヤクをやれば誰でも一体感を得る。(現実を見なさい)」と諭す場面があるが、カスタネダはドン・ファンの導きによってまさに植物・キノコといった幻覚材やカラス・トカゲ・煙によって現れる「盟友」の補助を得て、「規則」に従い、「知者」となるべくレッスンを受け、現実非現実・人間非人間・時間・生死を超越した世界を垣間見る(ついに恐怖を得て導師にレッスンを止めさせられる。そしてそのレッスンは全体のわずか初歩的段階であったらしい)。例えば日常的な現実をそのまま受け入れず、非日常的現実との間に何か「独自な合意」があったものと見る。ときに彼は「自分に執着しすぎるから、自分のする事ばかりに注意が向き、外の世界が見えず、したがいとても疲れる。」と指摘されるながら、世界の観じ方を教わる。そして彼はいかに知者になるかの実践を、学習の条件、不屈の意思、心も明晰さ、努力、自己鍛錬をもって、探求のために「恐怖・明晰さ・力・老齢」といった象徴的な敵と繰り返し、自身を制御する能力を獲得・維持しながら戦い(結局は人間の非永久性のために打ち負かされてしまうから完全に至ることは求むべくもないのだが)、唯一「心ある道」(最も道理に適った道の選択と、自己とそれとの完全な同一視)を辿り行って、満足と自己の達成を見出す「旅」を続ければ十分、と理解する(知者であることは過程にすぎない)。◇我々が知覚している世界は、数ある世界の唯一の見方ではない。我々が知覚するこの世界は実は特殊なもので、極薄の膜で隔てられたもっと他の意識の形が潜在しているかもしれない。(cf.物質はエネルギーの仮の姿に過ぎないのか。)ちょっとした刺激で精神拡大体験を得るかもしれない(cf.民族の内的体験、信念体系・哲学がその文化的な構成体となる。) カスタネダの体験の言語化を、当時から西欧的論理の押し付けとして批判する向きもあったようだが、その注意深く観察した過程の重要さは評価されている。彼の幻覚体験を得てそれを論理だてようとする粗削り/斬新な試みについて、僕には今もって色あせずに初々しく思える。が、なにせ本書中の用語が難しく、その秩序・体系の詳細(「構造分析」)までフォローできない。意訳/再訳出/漫画化したらどうか(「神秘化列伝」(水木)さえ読むのが難しいという人もいるのだが)。◇「・・・ある道を選んでこれは良くないと思ったら、その道をやめる。ある道には心があるし、ある道には心がない。その道を行くことが楽しいと思うとき、その道はおまえにとって心があるのだ。」

呪術師と私―ドン・ファンの教え

呪術師と私―ドン・ファンの教え

  • 作者: Carlos Castaneda, カルロス・カスタネダ
  • 出版社/メーカー: 二見書房
  • 発売日: 1974/01
  • メディア: 単行本

・日本PTA全国協議会アンケート結果(4,800人) <子どもに見せたくない番組> (1)ロンドンハーツ(テレビ朝日系) (2)水10!(フジテレビ系)<ミラクルはいいと思うんですけど> (3)クレヨンしんちゃん(テレビ朝日系)<スペインでは大人気> (4)めちゃ×2イケてるッ!(フジテレビ系)(5)志村けんのバカ殿様(フジテレビ系) (6)キスだけじゃイヤッ!(日本テレビ系) (7)サスペンス番組(*) (8)ぐるぐるナインティナイン(日本テレビ系) (9)ボボボーボ・ボーボボ(テレビ朝日系) (9)バラエティー番組(*) :ナインティナインがけっこう不人気だが、岡本君は良いのに。やべっちもドリブルうまい!<子どもに見せたい番組> (1)プロジェクトX(NHK) (2)どうぶつ奇想天外!(TBS系) (3)3年B組金八先生(TBS系) (4)ニュース(*) (5)脳内エステIQサプリ(フジテレビ系) (6)週刊こどもニュース(NHK)(これはけっこうタメになります) (7)その時歴史が動いた(NHK) (8)伊東家の食卓(日本テレビ系) (9)世界・ふしぎ発見!(TBS系) (10)世界ウルルン滞在記(TBS系):現代日本人の心象を覗くのに面白いデータ、か? 見せたくないものより、見せたいもの、何か妙な怪しさを感じるのは僕だけでしょうか。


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鎌倉のやぐらで尺八を吹いたこと カラオケ [尺八のこと]

昨日は恒例の鎌倉で尺八を吹きに行く日。いつものところは卒園式の最中にに音が響くかもしれない、ということで、やぐらで吹かせてもらった。最初は外で、その後、後頭部が陽で熱くなってきたので中に移動して。とーころが、終わったら偏頭痛と腹痛がやってきてしばらくポーっとしてしまった。いただいた茄子汁があたったか?単なる偶然か?音響もいいし気分的には悪くないのだけど、やはり霊的に?いけないかな。だったら止めておこうかな。前後にはちゃんと礼拝したのだけど。もう1回くらいやって同じようなら。

一昨日、新宿で初めて一人カラオケをして一人盛り上がりったのだけど、驚いたのは一人で歌っている人って結構多い。受付にあった受付表の僕より上2人は一人だったし、目の前で女の子一人が申し込んでいた。尺八仲間によるとサックスの練習が目撃されている。「クイーン」「クリムゾン」がいいのがわかった。

で昨日の大船に戻って、「ゲゲゲの鬼太郎」は尺八っぽくてたまに吹くのだけど、途中、あのおばけにゃ「会社も仕事もない」「試験も学校もない」のところで、Sすらいさんが「俺たちのことだな」って言うのがいい!


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怒涛のカラオケ尺八 [尺八のこと]

◇昨日は尺八レッスン。目白に行って五線譜教則本を買い、レッスンへ。は昼時であったせいか、せまい歩道に人が多く歩いていた。久しぶりに訪れたが山の手の品のよさがにじみ出ている。◇フォルクローレ コンドルは飛んでゆく など4曲から始まって、悲しい酒、ビリー・ジョエル 素顔のままで、天国への階段、SMOKE ON THE WATER、途中、先生とHDさんから吹き方を教授いただき、7時からカラオケ(マツケンサンバ、待ちぶせ、オリビアなど)1時間を経て、天丼やで飯、クリムゾン、昴、朝日のあたる家まで怒涛の7時間半!◇人数も、最後は生徒最多の4人、ゲスト2人に見学者1人を加えてたいへんにぎやかなレッスンだった。先生も帰り際さすがにお疲れになったとこぼされていた。疲れたけど楽しかった。Sすらいさんから差し入れていただいたメロンパンが美味しかった!

五線譜による尺八教則本

五線譜による尺八教則本

  • 作者: 山本 邦山
  • 出版社/メーカー: 全音楽譜出版社
  • 発売日: 1972/08
  • メディア: 楽譜


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鎌倉へ尺八さすらい [尺八のこと]

Sすらいさんと鎌倉、源氏山から銭洗弁天へ。カラオケでは、本曲やフォルクローレを流していただいて一生懸命音階を追って疲れたけど内容あるレッスンだった。今のところ花粉症の症状もなく、帰る前は小町通りも散策できたし、3月の温かい1日を楽しめて嬉しい。


Sすらいさんは、詩吟の譜面もお持ちで、おとといお袋が来たときに、昨年の試験曲だった「富士山」を歌っていたが、ちょうどその譜面であったのでコピーをさせていただいた。また、後で今年の課題曲の「海南行」(細川瀬之作)をリクエストさせていただいた。僕の「合竹」もコピーしていただいたので次回はその2曲で楽しめそうだ。

今日の指先を切った手袋はよかった。これからも備品を増やしていきたい。

・気に入り曲の譜面綴じ本 ・その譜面台 ・マイク ・アンプ ・スピーカー

 

飯島夏樹さんの訃報に接し、謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。年末のテレビ番組で、年がたった1つ上の飯島さんの、末期ガンを患っていながらもご家族とともに懸命に生を全うされている姿にいたく感動しました。たいへん残念ですが、我々も余命を有意義に過ごせるよう気持ちを新たにしました。*8年間ワールドカップに出場し続けた世界的プロウィンドサーファー。2002年に夏樹氏の癌が発覚し、2004年に家族全員でハワイに移住し最期を見守る。


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尺八レッスン3回目 春一番 [尺八のこと]

昨日は尺八レッスン3回目。遠くから客人もいらして楽しかった。彼は音色が確かなことのみならず、簡単にハモったりされる。学生のころ洋楽器をやられてということで合点したけど、いや、すごい(サラリーマン)。尺八はマイナーな楽器だけれども裾野は広いのだなあ。同じ受講生のHづさん2もすごい勢いでレパートリーを増やしているし僕もがんばろうー

高校の先生をされている方のブログで 『夢現』というものを知る。自己実現=夢って、自分の外部のいろんな影響を排除して突き詰めていくと見えるものだそうです。深いところでは いわゆる「空」と関係するってことなのかな?この数ヶ月興味を持って見ているキリスト教や仏教や先日のシュタイナーなどの文献を眺めているとそうした天才たちが1つの真理についてそれぞれの言葉で語っているような気もしてくる(すぐにまとめようとしてはいけないのだろうな)。

影響を排除するって、例えば貧乏な家庭に生まれた子がお金が欲しいって思うのは自然なことなんだけど、そうした意識も拭うべきということらしいから難しい。


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さすらいさんと外で吹く [尺八のこと]

Sすらいさんとまた吹きに行った。今日は来ていただいた。僕にとってはこちらに住んで2年にして初めて外で吹いた。午前中、最初は寒かったが(手袋を細工してかじかむのに耐えれるようにしなくては)じきに温かくなって、景色もよくなった。

吹いていると珍しがられて「日本の音はやっぱりいいなあ。」などとかなりの方々に声をかけられた。実際自分が吹いているときに聞く音とは別に、風にのって聞こえてくる音色もまたいいのだ。小さな男の子も よちよち覗きに寄ってきてくれて可愛かったな。

午後はカラオケBOXへ。最初、アリスや陽水のメドレーを続けて飛ばした。B.joel オネスティ・異邦人は音の上げ下げが多いがよい。旅人よ・春なのに・愛はかげろう、見つめいたい・渡良瀬橋もよい。カリフォルニアドリーミンも慣れてきた。オープンアームス・万里の河・Duran2 セイヴアプレイヤー・シベリア鉄道は ちょい退屈。でも3時間吹いてばてた。ご馳走になったドトールのコーヒーが美味しかった。


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井上真愛久(Mark Inoue) 井上陽水 [尺八のこと]

今日はひさしぶりに雨で、正直に気分が低調である。

昨日はSすらいさんと鎌倉のある寺内で尺八を吹いたが、幸いに晴れていた。花粉もそんなに飛んでいなかった。駅を降りると2週間前に比べて大勢の人がいらした。そろそろ梅の季節になったそうな。風流な方々が多いのだなぁ。

寺内の座禅の案内を見て「私も今度いつかやってみたいものです。」と話していたら、庵の住職にお願いしてくれた。住職は僕が住んでいる近くにも「出勤」されているということでありがたい(けれど臨済宗の座禅は厳しいっていうから かなり尻込みぎみです)。

Sさんは寺内では「本曲」を吹く。やはり禅的な雰囲気に合うのだ。僕もできれば演歌以外も吹きたいと思っているので今度は何か用意してみたい。この前の初回よりははっきり音が出せるように さらにゆっくり吹くようになって上手く練習できているのではないだろうか。「やぐら」の中で吹くのも楽しかった。もと墳墓に利用していたということだが、気が悪くないし(Sさんは1人であまり長く吹いているとよくない とは仰っていたが)、何より音の反響が「優しい」のだ。その昔これらは中に漆喰を塗って使用していたといい、県立博物館(馬車道近く?)でそれが観覧できるそうなので今度行ってみたい。

さて寺を辞した後、明月院の奥の「笛」という珈琲店に連れて行ってもらった。穏やかなマスターに煎れてもらったおいしい珈琲をいただいてSさん持参の「井上真愛久(Mark Inoue)」のCDを楽しんだ。尺八の音色が生き生きとした心に沁みる演奏だった。その後大船のカラオケで、こんどは井上「陽水」を中心に吹きまくり(井上姓がお気に入り?)それにも満足して帰宅。


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さだまさしの優しい曲 [尺八のこと]

◇コーヒーUCCのオリジナル炭焼きブレンド100g500円也を買って飲んだ。普段飲んでいるものよりちょっといい嗜好を楽しんだ。ヨーロッパから帰ってきて1度日本で飲んでがっかりしてから、飲む機会のめっきり減っていたワインもひさしぶりに買って飲んだ。今度はなかなかいけた。一人で軽く半分くらい行ってしまった。ハハ。◇昨日はそれから、封切直後の映画「アレキサンダー」を見に行った。製作費200億円を投じてオリバー・ストーン監督が映画化。よかったけど前評判どおり今ひとつ盛り上がれなかったので、さらにDVDを借りてきて「ザデイアフタートウモロウ」を見た。全般的に退屈だったけど、地球温暖化が極まってグリーンランドからニューファンドランドまでの海流変化もあって NYが氷河期相当の寒気に襲われるというアイデア?は空恐ろしいものだったし、こちらはだいぶ良かった。でも暑い日に見た方がよかったかもしれない(寒)。

さだまさしのCDも借りて聞いた。10歳位のころ「道化師のソネット」のヒットからよく聞いたものだが、それからあまり聞く機会がないのでとても懐かしかった。カラオケで歌うことも少ないし、女房いわく、語りを聞いてしまうので、なかなか何かをし「ながら」聞くことがないからではないか、とのこと。「雨宿り」や「親父の一番長い日」「関白宣言」など今聞くと、歌の合間に聴衆の笑い声も含めて、なんて優しい曲なのだろうかと感じる。タイムマシーンで20年以上も前に連れ帰られた気分だった。もしかしたら、そのとき、当の僕は多少鼻白んできいていたかもしれないが、その後に日本で大きく失われた心持の豊かさを痛切に思い出させられた。先日、TV番組である長崎出身の若手ミュージシャンが、目指す人を問われてさだまさしの名を挙げたのだが、他の出演者がフフフという感じだった。

◇金曜日の夜、フジテレビで余命宣告を受けたウィンドサーファーの飯島夏樹さんの家族について「天国で逢おう」を見た。僕はこの手の番組は、それが視聴率と絡むテレビ局で制作されるという理由でそれを「鑑賞」するのは少々苦手なのだけど、飯島氏ご自身の力強さと奥様の忍耐強さに打たれて見入ってしまった。闘病日記を出版された飯島氏が日記をつけながら「自分は「作文」がほんとうの仕事だったのかも。」と話しておられた。その日、茅ケ崎で瞑想教師の住職が「人の一生は一瞬のもの、その短い間をいかに楽しく過ごすか、ということ」を仰っていたが、飯島さんも余命を知らされることになってしまったけど、人生を楽しむ新しい機会を得られたのだと思う。 

ガンに生かされて

ガンに生かされて

  • 作者: 飯島 夏樹
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/03/30
  • メディア: 単行本


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